J-WAVEが新会社JAVE設立。ネット音声コンテンツやプラットフォーム事業手掛ける

J-WAVEは、インターネットオーディオ事業を行なう新会社、JAVE(ジェイブ)を10月1日に設立した。インターネット音声プラットフォーム事業、オリジナル音声コンテンツおよび企業のブランデッド音声コンテンツの開発、音声テクノロジー開発やVUI(VOICE USER INTERFACE)開発と技術提供を行なうという。

5G、IoT時代の到来や、スマートフォン、スマートスピーカーの普及、今後登場する様々なウェアラブルデバイスやコネクテッドカーなどを背景に、「音声コンテンツや音声ユーザーインターフェースの需要は確実に高まっている」と分析。

JAVEではこれを踏まえ、「これまでの地上波放送とは異なるまったく新しい音声ビジネス領域に取り組む。J-WAVEが培ってきた音声コンテンツ制作のノウハウを最大化し、地上波放送事業では実現できない新しいインターネット音声メディアを創り上げる」という。社名のJAVE(ジェイブ)は、 電波(WAVE)ではない事を表現しいている。

J-WAVEの放送事業とのシナジーを活かしながら、 インターネットに最適化されたコンテンツ、およびプラットフォーム開発で「新しい事業領域に進出する」という。

所在地は六本木ヒルズ森タワー33階(東京都港区六本木6-10-1)。資本金は1,000万円。役員は中岡壮生代表取締役(J-WAVE代表取締役社長)、佐坂吾郎代表取締役が共同代表。ほか1名の役員がいる。