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DELA、最大容量6TBのオーディオNAS「N1」第三世代機。3TBは18万円
2019年10月17日 16:00
メルコシンクレッツは、独自の電源回路やシステムを搭載したオーディオNAS「DELA N1シリーズ」の新製品として、最上位機「N1Z/3」と、中級機「N1A/3」の受注を開始した。価格は搭載するストレージ容量で異なり、N1Z/3は52万円から85万円、N1A/3は18万円から24万円。2モデルとも、シルバーとブラックから選択できる。
DELA N1シリーズ・ラインナップ ※いずれも受注生産
「N1Z/3」
・HDD 6TB「N1Z/3-H60(B)」 520,000円
・SSD 2TB「N1Z/3-S20(B)」 750,000円
・SSD 4TB「N1Z/3-S40(B)」 850,000円
「N1A/3」
・HDD 3TB「N1A/3-H30(B)」 180,000円
・HDD 6TB「N1A/3-H60(B)」 240,000円
・SSD 2TB「N1A/3-S20(B)」 240,000円
高品位な信号伝送を目指し開発された、オーディオシステム向けNASの第三世代機種。N1Z/3はストレージ種別に合わせて設計した筐体構造や電源回路を持つ最上位モデルで、N1A/3は幅430mmのフルサイズコンポとの組み合わせを想定して用意した中級モデルとなっている。基本システムは共通で、サポートするファイルの種類や、機能などは変わらない。
独自の電源回路「メルコ・クリアダイナミックパワーサプライ」を、全モデルに展開。ガラスエポキシ基板へのコンデンサバンク搭載に加え、N1Z/3では低ノイズ30Wパワーユニットを2基搭載。メインボード用とディスクドライブ用に分離することで、大容量のコンデンサバンクとした。またディスクドライブ専用電源ユニットは、ドライブと短距離で直接接続。またN1A/3では、低ノイズ60Wパワーユニットと新開発の大容量コンデンサバンクを用い、クリーンで余力ある電源供給を実現したという。
ハブやルーターを介さず、ネットワークプレーヤーと直結して楽曲を配信する「MELCO Direct Streaming Music(DSM)」を搭載。直結状態でのタブレットからの操作に適した「ブリッジモード」と、リモコン対応プレーヤーならルーターレスで運用できる「アイソレートモード」を切り替えて使用できる。
外付けCDドライブをUSB接続し、CDからNASのストレージへ直接楽曲をリッピングする事も可能。USBメモリやUSB接続のHDDからの取り込みもサポートする。
LED点滅ノイズによる伝送ラインへの影響を排すライトパイプ式LEDインジケーターを内蔵したRJ-45コネクタと、均質な品質が保証された超小型自動巻パルストランスを搭載。オーディオ機器のマスタークロックにも採用されるウルトラロージッタークロックを採用し、クロックバッファにも高精度・低ジッターデバイスを使用。各機能の長期的な動作を補償するFPGA電圧制御システムも備える。
PCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzに対応。USBはDSF/DFF/FLAC/WAV/ALAC/AIFF/AACで、LANはMP3/WMA/OGG/LPCMファイル再生もサポートする。
インターフェイスは、N1Z/3がUSB 3.0×3、USB 2.0×1、LAN×2で、N1A/3がUSB 3.0×4、USB 2.0×1、LAN×2。
N1Z/3の外形寸法/重量は、SSDモデルが350×370×75mm(幅×奥行き×高さ)/約9kg、HDDモデルが350×370×75mm(同)/約8kg。
N1A/3の外形寸法/重量は、SSD/HDDモデルともに436×352×70mm(幅×奥行き×高さ)/約7kg。
