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10人と相互通話できる片耳デバイス「BONX mini」。スポーツ使用や会議録音のテキスト化も
2019年11月19日 14:28
BONXは、スマホの専用アプリと連携する事で、最大10人まで同時相互通話ができる片耳のコミュニケーションデバイス「BONX mini」の予約販売を、19日からクラウドファンディングプラットフォームのGREEN FUNDINGで開始した。通常価格は9,800円だが、支援者向けに最大30%割引となる6,980円〜の早期支援割引を用意している。実施期間は2020年1月29日まで。目標金額は100万円。製品の出荷時期は2020年2〜3月の予定。
「BONX mini」は、2015年のクラウドファンディングで当時の日本のIoT製品史上最高額を記録したという「BONX Grip」を小型・軽量化、さらに低価格化したモデル。耳に装着し、スマホのアプリと連携。最大10人まで同時相互通話が可能で、有料アプリを使用すれば、最大30人まで対応できる。インターネット通信を使っているため、通話距離は無制限。
話す時は、ボタンを押す必要がなく、話すだけで通話がスタートできる。最小限の処理時間で正確に人の声だけを検知するボイスアクティベーション技術を搭載。トランシーバーのようにワンボタン操作で使用することも可能。
不安定な電波環境でも高い接続安定性を実現しているという。また、接続が切れても自動で再接続する。
「人の声の聞き取りやすさ」にフォーカスした独自の音響設計で、雑踏の中でも声を聞き取りやすくしている。ノイズキャンセリングも搭載。
会議での使用も想定。デバイスを通して行なった会話の録音・テキスト化機能も新たに追加。なお、一部機能の利用には有料版アプリへの登録が必要となる。
miniは防水性能を持たないが、オプションパーツの風防を取り付け、風対策をする事で、スキーやスノーボードなどウインタースポーツでの利用も可能。自転車やサバイバルゲームなどでの利用も提案している。
Dualmode Bluetooth 4.2(Classic Bluetooth and Bluetooth Low Energy)に対応。スマホとの通信距離は最大約10m(Class 2)。スマホはiOS/Android端末に対応する。
連続通話時間は、イヤフォン本体で最大約3.5時間。付属のケースに収納すると充電でき、合計最大約18時間の使用が可能。待機時間は最大約80時間。重量はイヤフォン本体が約5g、充電ケースは約30g。