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伊Spirit Torino、密閉型ヘッドフォンで広い音場感の「Radiante」

トップウイング・サイバーサウンドグループは、イタリアのヘッドフォンブランド「Spirit Torino」製品の取り扱いを開始。第1弾モデル「Radiante」を11月30日より受注開始する。価格は32万円。スペシャル仕様のカラーリングを採用した「Radiante 1706」は35万円。

Radiante(ハウジングはTitanium)

Radianteのハウジングは、Black、Titanium、Red、Blue、ヘッドバンドはBlack、Suede、Red、Blueの各4種類。Radiante 1706は、ハウジング部にスペシャル仕様のカラーリングを施したモデルで、バンドのカラーはBlack、Suedeの2種類。付属ケーブル端子は3.5mm、6.3mm、2.5mm、4.4mm、4pin XLRの5種類を用意。いずれか1つを指定して注文する。両機種とも納期は約1カ月の予定。

スペシャルカラーのRadiante 1706

建築家でありレコーディング・エンジニアのAndrea Ricci氏が主宰するSpirit Sound Design s.r.l.の日本進出第一弾モデル。密閉型ヘッドフォンに、パッシブラジエーターや可変フィルターを採用。広い音場感や躍動的な低域などを特徴としている。

Radiante(Black)
Radiante(Titanium)
Radiante(Red)
Radiante(Blue)

カラー以外のヘッドフォン部の仕様や性能はRadianteとRadiante 1706で共通。ダイナミック型ドライバー搭載で、ダンピング素材の挿入やマグネットの追加、通気孔などSpirit Torino独自のチューニングを行なっている。ハウジングはアルミ製。イヤーパッドはDekoniと共同開発、ケーブルはPortento Audioと共同開発したものを使用している。

周波数特性は18Hz~32kHz、インピーダンスは32Ω、最大入力は2,000mW。ケーブルを除く重量は370g。

ハウジング内部

なお、2019年のヘッドフォン祭で参考展示されたオープン型「Twin Pulse」や、「SUPERLEGGERA」などの製品は、本国のブラッシュアップが完了する2020年度第1~3四半期の発売に向けて準備中としている。