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キヤノン、モニター省いたカラビナ付き新提案カメラ「iNSPiC REC」
2019年12月5日 17:30
キヤノンマーケティングジャパンは、カラビナデザインで気軽に持ち歩ける新コンセプトカメラ「iNSPiC REC(インスピック レック)」を12月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は15,180円(税込)。カラーはブルー、ピンク、グリーン、ダークグレーの4色を用意。
iNSPiCは、[instant] [picture] [inspiration]を組み合わせた造語で、感性をその場で写真にすることをコンセプトにしたブランド。手軽にプリントを楽しめるミニフォトプリンター「iNSPiC ZV-123」(直販15,268円/税込)なども販売中。
新モデルiNSPiC RECは、手のひらサイズという外形寸法約45.2×110.5×18.5mm(縦×横×厚さ)、重量約90gのカラビナデザインを採用したデジタルカメラ。IP68相当の防塵防水性能や2mの耐衝撃性能を備え、「アウトドアから日常の時間まで、さまざまなシチュエーションで気軽に持ち運び撮影できる」としている。最大1,920×1,080ドット/60fpsの動画撮影も可能。
新機種のiNSPiC RECは、キーホルダー感覚で持ち運べるというカラビナデザインで、服やバッグに付け外し可能。ディスプレイは搭載せず、スマホアプリを使って「撮影した写真を後から見返す楽しさを提案する」点も特徴。
専用アプリ「Canon Mini Cam」でスマートフォンとカメラが連携。撮影したデータをスマホで閲覧/保存したり、スマホ画面を見ながら撮影できる。
1/3型で有効画素数1,300万画素のCMOSセンサーを搭載。レンズは固定焦点で、35mm判換算の焦点距離は25.4mm。動画撮影時は撮影画角が狭くなる。撮影可能距離は50cmから。感度はオート(ISO 100~3200)、ホワイトバランスや露出補正もオート。動画時は電子手ブレ補正機能が有効となる。
静止画記録はJPEG、動画はMP4。動画は最大1,920×1,080ドット/60pだが、初期設定は1,280×720ドット/30pで、変更はスマホアプリから行なう。記録メディアはmicroSD/SDHC/SDXCカード(Class 10以上、最大容量256GB)。
レンズ周りのジャケット部分は交換可能で、別売で3色の着せ替えジャケット「301-F」も12月下旬より発売する。価格は各1,980円。ジャケットは今後も追加予定。