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Noble Audio、ハイブリッド型イヤフォン「Tux 5」。新ドライバーABM採用「M3」
2020年2月18日 13:40
エミライは、Noble Audioの新しいユニバーサルイヤフォンとして「Tux 5」など2機種を3月6日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はTux 5が150,000円前後、M3が80,000円前後。
Tux 5
同社のフラッグシップモデル「Khan」に迫るクオリティというイヤフォン。5基のユニットを搭載したハイブリッドタイプで、BAドライバーはKnowles製。10㎜のダイナミック型×1基、低～中域用BA×2基、中～高域用BA×2基を採用。再生周波数帯域は20Hz～20kHz。感度は116dB(1kHz)。インピーダンスは10.7Ω(1KHz)。
カスタム・インイヤーモニターをデザインモチーフとした新設計の3Dプリント製法シェルを採用。フェイスプレートには“Wizard”サインが印刷される。ノズル部は、フィルターを装着したステンレス製パーツ。
ケーブルは、8芯のモノクリスタル・カッパー・ワイヤー(OCC)を採用。耐久性と音質を高いレベルで両立したという。端子は2ピンの着脱式。タキシード姿をイメージさせるという黒と白の被覆を採用する。
M3
同社のエントリーモデルと位置付けているイヤフォン。10㎜径のダイナミック型×1、低域用アクティブ・バランスト・マグネティック(ABM)ドライバー×1を採用。再生周波数帯域は20Hz～20kHz。音圧は90+/-3dB @1kHz/1mW(0.127Vrms)。インピーダンスはダイナミックドライバーが16Ω、ABMドライバーが7Ω。
ABMは、2つのマグネットとマグネットの間に配置された磁性フィルム振動板で構成された新しいドライバーシステム。「ボイスコイルを用いずに振動板を振動させるため、従来方式のダイナミックドライバーと比べて駆動部の質量を小さくすることが可能。過渡応答速度が速く、BAドライバーより広いダイナミックレンジを持つ点で優れる」としている。
フェイスプレートは、“Wizard”ジョン・モールトン自身によるハンドメイドで、1つ1つ異なる風合いを持つ。シェルは、ABMドライバーの特長を生かし小型化に成功。耳にフィットするという造形は「ユニバーサル・インイヤーモニターでありながらカスタム・インイヤーモニターのようなフィット感を生み出す」という。
ケーブルは、8芯のモノクリスタル・カッパー・ワイヤー(OCC)を採用。耐久性と音質を高いレベルで両立したという。
