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DAZN、新たに200以上の国と地域で配信。ボクシング・カネロ戦など

スポーツ映像配信の「DAZN」は、新たに200以上の国と地域でサービスを展開すると発表。現地時間5月2日開催予定の“カネロ”こと、サウル・アルバレス選手の一戦を皮切りに、ボクシングコンテンツをメインにサービスを開始する。

DAZNは、2016年より日本、ドイツ、オーストリア、スイスでサービスを開始して以来、現在はカナダ、イタリア、アメリカ、スペイン、ブラジルを加えた9カ国で提供。さらに規模を拡大して、新たに200以上の国と地域でサービスを行なう。これらの国/地域での配信コンテンツは、ボクシングやファイトスポーツを軸に展開予定。配信言語は英語のみ。サービス開始日や料金などの詳細には随時発表するという。

最初は、近年アメリカ市場で注力しているボクシングをメインコンテンツとして提供。DAZNは2018年5月にマッチルーム・ボクシング(Matchroom Boxing)、同10月にゴールデンボーイ・プロモーションズ(GOLDEN BOY PROMOTIONS)、2019年3月にGGGプロモーションズ(GGG Promotions)とパートナーシップを結んでおり、サウル・アルバレス選手やゲンナディ・ゴロフキン選手などの試合を世界に向けて配信予定としている。

ライブ中継だけではなく、オリジナルコンテンツも提供予定で、既に各マーケットで配信していたボクシング選手や、サッカー界の選手/監督の素顔に迫るドキュメンタリーシリーズも展開するという。

DAZN全マーケットの責任者の一人であるDAZN Group Executive Chairmanジョン・スキッパー氏は「今春より、世界のほぼすべての地域においてDAZNへのアクセスが可能となる。ボクシング界における世界的な人気を誇るファイターたちと、今後数年にわたり素晴らしいマッチメイキングに取り組んでいく予定」とコメントしている。