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DAZNのリアル店舗が誕生。渋谷でコーヒー&ビール片手に観戦「DAZN CIRCLE」
2019年6月14日 12:16
スポーツ映像配信のDAZNは、ビールやコーヒーなどを楽しみながら試合映像を観戦できる店舗「DAZN CIRCLE(ダゾーン サークル)」を東京・渋谷に6月15日よりオープンする。住所は東京都渋谷区松濤1-5−3 オクシブビル1F。
スポーツバーではなく“コミュニケーションスペース”。Uber Eats注文もOK
DAZNがエードット(adot)と共同で“EVERYDAY LIFE WITH SPORTS(スポーツのある日常)”を提案するコミュニケーションスペースとしてオープン。スポーツを日常のライフスタイルへとつなげていく「スポーツの新しい本拠地」と位置付けている。
ソファやカウンターなどシーンに合わせて観戦ゾーンを選べる店内でビールやコーヒーなどを片手に、会話を楽しみながら自由にスポーツに触れられるスペース。8月からは、旬のフードとのコラボレーションやトラックをテラスに導入することなども予定している。座席は約60席、営業時間は9時~22時30分ラストオーダー、23時クローズ。定休日は不定休。
メインに140型スクリーンを備え、キヤノンのLCOSプロジェクター「WUX450ST」で投写。サブで100型スクリーンも用意しており、同じ映像を同時に表示できる。常設8台、最大9台のディスプレイがあり、それぞれ別のコンテンツを流すことも可能。観たい競技がある場合、店舗スタッフにリクエストもできる。
DAZNは、これまでNTTドコモと共同出店したラウンジなど、期間限定でのコラボレーションは展開してきたが、自社で今回のようなリアル店舗を構えるのは初の取り組み。広告代理店やブランディング業務などを展開するエードットと、渋谷区の外郭団体として、スポーツ文化の定着やコミュニティの発展を目指す「渋谷未来デザイン」が協力している。
「渋谷未来デザイン」は、渋谷に集う人々が、オープンイノベーションにより社会的課題の解決策と可能性をデザインするという組織。DAZNが正規会員として参画しており、今後コラボレーション企画などを予定している。
DAZN CIRCLEは、既存のスポーツバーやスポーツカフェなどとは異なる形を想定。意識的にスポーツを見に来た人以外にも、コミュニケーションなどの場として気軽に立ち寄れる場所になることを目指しているという。そのため、店内でドリンクやフードをオーダーするだけでなく、客がUber Eatsで他の店で料理をオーダーして、この場所で楽しむことも可能となっている。
イベントなどでDAZN CIRCLEを貸し切ることも可能。半日(6時間利用)で25万円、単日(12時間)で50万円などのプランを用意している。
オープンの6月15日~7月8日の期間中は、ブラジルで行なわれるサッカー「コパ・アメリカ2019」の放映が決定。「仲間とともに朝はライブを、夜は熱いプレーに酔いしれるキャッチアップ(見逃し配信)をお届けする」という。期間中は“SPECIAL VIEWING MONTH”とし、コパ・アメリカにちなんだ“SPECIAL COFFEE”が登場。開幕戦と日本代表戦の日はコーヒー1杯が無料になる。
DAZN CIRCLE内には、Pioneer DJ プロデュースのDJブースを設置。アーティストを招いたパーティイベントなどを行なう。
さらに、国内最大級のフードトラック・プラットフォームのMellowも参加。Mellowは、キッチンカーの店舗と、出店募集する企業やイベントとのマッチング業務を展開。8月からは、様々なキッチンカーがDAZN CIRCLEに登場し、日替わりでフードが楽しめるようになる予定。