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Netflixアニメ「オルタード・カーボン:リスリーブド」新映像。鈴木達央、佐藤利奈ら参加

Netflixは、オリジナル実写SFドラマ「オルタード・カーボン」のスピンオフとなる、オリジナル3DCGアニメ映画「オルタード・カーボン:リスリーブド」を3月19日から全世界独占配信する。それに先駆け、キーアートと予告編を公開。鈴木達央、佐藤利奈、朝井彩加、中田譲治ら豪華声優陣の情報も発表された。

3DCGアニメ映画「オルタード・カーボン:リスリーブド」

実写ドラマの「オルタード・カーボン」は現在シーズン2まで、Netflix独占で配信されているが、そのスピンオフアニメ映画が「オルタード・カーボン:リスリーブド」。アニメは、実写シリーズシーズン1の250年前の物語という設定で、その世界観を拡張し、「かつて誰も見たことのない新たな物語が展開される」という。

21世紀、デジタル意識こそが自我であり、意識はデジタル化され、「スタック」と呼ばれるデバイスに保存される。肉体を「スリーブ」と呼び、使い捨てる時代に、果たして何が一番大切なのか……。仁義を貫くための激しい戦いが繰り広げられる。

キーアートでは、主人公ケン(タケシ・コヴァッチ)と、水本組の次期総長であるシンジが激しく睨み合い対立している場面。予告編では実写に見劣りしない、3DCGならではの近未来を彷彿とさせる美しい映像、エレクトリックな音楽と迫力満載のアクションシーンが楽しめる。

Netflixアニメ映画「オルタード・カーボン:リスリーブド」予告編

アニメーション制作は、3DCGによるアニメーションやゲームアセットを制作するクリエイティブスタジオ・アニマが手掛けている。監督は中島丈と岡田義之が担当、脚本は「カウボーイビバップ」や「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」などを手がけた佐藤大と、脚本家の近藤司。

キャラクターデザインは、先日オリジナルアニメの制作に向けてNetflixとパートナーシップをスタートした日本を代表するクリエイターの一人、「MOONLIGHT MILE」、「機動戦士ガンダム サンダーボルト」などで人気の漫画家の太田垣康男が担当している。

主要キャラクターのビジュアルとキャストも公開

主人公ケン(タケシ・コヴァッチ)を、「七つの大罪」のバン役や、「Free!」シリーズの橘真琴役といった幅広いキャラクターを演じてきた鈴木達央が担当。

CTAC隊員で任務中ケンと偶然出会うジーナ(レイリーン・カワハラ)役を、「とある魔術の禁書目録」の御坂美琴役などで名を馳せる佐藤利奈が演じる。その他、少女ながらも水本組の入れ墨彫り師で何者かに狙われ続けるホリー・トグラム役に朝井彩加が、そして水本組本部の執事を務めるホログラフィックAI役に中田譲治が決定している。

ケン (タケシ・コヴァッチ)CV:鈴木達央
ヒデキ・タナセダの疎遠になった弟が殺害された謎を暴くため、タナセダに雇われたコバッチは、組長交代の儀式に向け準備をするホリーの用心棒を装い、水本組に潜入
ジーナ (レイリーン・カワハラ)CV:佐藤利奈
レイリーンは偶然ケンと出会う。 CTACの隊員である彼女は、水本組内で起きているクーデターについて明らかにする任務を受けており、また、自身の利益のためにヤクザを殺す必要がある
ホリー・トグラムCV:朝井彩加
ホリーは水本組専属の入れ墨彫り師。 水本組での生活と秘密だらけの状況に嫌気がさした彼女は、ハーランズワールドにニードルキャストするため、相当な犠牲を払いヒデキ・タナセダに協力を求める
鴎外 (ホログラフィックAI)CV:中田譲治
鴎外は、水本組本部の執事を務めるホログラフィックAI。ホリーの友達と協力者
ヒデキ・タナセダ CV:山内健嗣
ハーランズワールドのタナセダ組組長。タナセダの疎遠になった弟が水本組で殺害された謎を暴くため、コヴァッチに協力を求める
シンジ CV:山本兼平
水本組の次期組長であるシンジは、永久に組を引き継ぐためクーデターを企てる
ゲンゾウ CV:石井康嗣
水本組の現組長であるゲンゾウが、次期組長に組を引き継がせるには、自身がリアルに死ぬ必要がある

あらすじ

ヤクザ組織の水本組が支配する惑星ラティマー。 ヒデキ・タナセダ (ハーランズワールドを縄張りにするヤクザ組長) は、水本組の組員で疎遠になった弟を殺害した犯人を突き止めるため、タケシ・コヴァッチを雇う。

しかしその先には、水本組とタナセダ組両組長の背後に潜む、歪み隠れた本性と想像を絶する秘密が、幾重にも重なり待ち受ける……。