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TRIGGERのTVアニメ「BNA」新ビジュアル解禁。Netflixで3月21日から先行配信

映画「プロメア」などで知られるスタジオ・TRIGGERによる、新作TVアニメ「BNA ビー・エヌ・エー」。4月の放送スタートに先駆け、キービジュアル第3弾が解禁された。テレビではフジテレビ「+Ultra」などで4月8日から放送。ネットでは、Netflixで3月21日から、1話~6話が独占先行配信される。

新作TVアニメ「BNA ビー・エヌ・エー」キービジュアル第3弾
(C)2020 TRIGGER・中島かずき/『BNA ビー・エヌ・エー』製作委員会

「キルラキル」や「プロメア」などを手掛けるTRIGGERの最新作。アニメーターとして「新世紀エヴァンゲリオン」で作画の中核を担当、「リトルウィッチアカデミア」で監督デビューした吉成曜が監督。脚本は、「天元突破グレンラガン」でシリーズ構成、「キルラキル」で原作・脚本、「プロメア」脚本の中島かずき。

TVアニメ『BNA ビー・エヌ・エー』第1弾PV

ある日突然タヌキ獣人になってしまった影森みちるは、人間たちから逃れるために獣人特区「アニマシティ」へ向かう。獣人が獣人らしく生きるために作られた街でたくさんの人々に出会い、獣人たちの生き様を学んでいくみちる。

今回発表されたキービジュアルでは、彼女がアニマシティを背景に、力強く駆け抜ける姿が描かれている。

みちるが出会うオオカミ獣人・大神士郎の姿や、親友の日渡なずな、財閥グループの御曹司のアラン・シルヴァスタ、怪しい女のマリー伊丹、アニマシティの市長のバルバレイ・ロゼ、さらに背後には謎の男の姿が……。この先、みちるが物語で出会うことになるキャラクターたちが続々と描かれている。

新キャラクターを演じるキャスト陣の情報も発表。市長のバルバレイ・ロゼ役に高島雅羅、怪しい女・マリー伊丹役に村瀬迪与、ニワトリ獣人のジェム・ホーナー役に家中宏、ウォンバット獣人のメリッサ・ホーナー役に斉藤貴美子、市警のイヌ獣人・立木勇次役に中博史、マフィアのボスでイルカ獣人のジュリアーノ・フリップ役に多田野曜平、日本の総理大臣・白水総理役に大塚芳忠が決定。

個性あふれるキャラクターたちの設定画も公開された。さらに、諸星すみれ、細谷佳正、長縄まりあ、石川界人らも出演する。

影森みちる(CV:諸星すみれ)
とある秘密を抱えてアニマシティへ逃げ込んできた女子高生のタヌキ獣人。コミュ力が高く、明るく快活な性格
(C)2020 TRIGGER・中島かずき/『BNA ビー・エヌ・エー』製作委員会
アラン・シルヴァスタ(CV:石川界人)
財閥グループの御曹司であり、シルヴァスタ製薬の若きCEO。一見飄々としているが、冷徹な側面も持つ
(C)2020 TRIGGER・中島かずき/『BNA ビー・エヌ・エー』製作委員会
バルバレイ・ロゼ(CV:高島雅羅)
アニマシティの市長であり、ハダカデバネズミ獣人。学者でもあり、聡明で温和な性格。みちるが人間であることを知り、監視下に置くとともに身を案じてくれてもいる。士郎とは旧知の仲で、誰も彼女の年齢は知らない
(C)2020 TRIGGER・中島かずき/『BNA ビー・エヌ・エー』製作委員会
マリー伊丹(CV:村瀬迪与)
アニマシティを熟知しており、みちるを助けてくれたりくれなかったりする世渡り上手。イタチに見えるがミンクらしい。自分のためなら平気でスリや詐欺も働くが、悪びれない性格でどこか憎めない
(C)2020 TRIGGER・中島かずき/『BNA ビー・エヌ・エー』製作委員会
立木勇次(CV:中博史)
アニマシティ市警の警部・イヌ獣人。冷静で執念深く、足で稼ぐ昔ながらの刑事。士郎に捜査の協力を求めることもある。イヌの種類はグレート・デーン
(C)2020 TRIGGER・中島かずき/『BNA ビー・エヌ・エー』製作委員会
右がジェム・ホーナー(CV:家中宏)
獣人生活協同組合、通称・獣協の組合長のニワトリ獣人。獣協のビルに居候する士郎とみちるの世話も見てくれている。温厚かつおおざっぱな性格で、滅多に怒らない。妻のメリッサには尻に敷かれ気味
左はメリッサ・ホーナー(CV:斉藤貴美子)
獣協の副組合長のウォンバット獣人。明るく面倒見の良い性格で、士郎やみちるのために食事を作ってくれることも。夫のジェムの雑さにたまに腹を立てているが、仲はとても良い
(C)2020 TRIGGER・中島かずき/『BNA ビー・エヌ・エー』製作委員会
ジュリアーノ・フリップ(CV:多田野曜平)
アニマシティを牛耳るマフィア『ザ・ファミリー』のボスであるイルカ獣人。冷酷で残忍だが、身内思いな面も持っており、ひとり娘にだけは甘くて過保護。士郎のことを厄介な相手だと思っている
(C)2020 TRIGGER・中島かずき/『BNA ビー・エヌ・エー』製作委員会
白水総理(CV:大塚芳忠)
日本の総理大臣。獣人特区『アニマシティ』を認めているが、内心どう思っているかは、誰にも分からない
(C)2020 TRIGGER・中島かずき/『BNA ビー・エヌ・エー』製作委員会
クロ
士郎の飼っているカラス。友達も家族もいない士郎が唯一心を許せる相手であり、右腕的な存在。士郎の指示に忠実に従い、いつもサポートしてくれる
(C)2020 TRIGGER・中島かずき/『BNA ビー・エヌ・エー』製作委員会

あらすじ

“人類”と“獣人”が共存する社会。獣化遺伝子・獣因子を持つ獣人たちは、近現代の自然の消失により住処を追われ、人類の前に姿を現した。各国が共存のための対応に追われるなか、日本では獣人が獣人らしく生きるための獣人特区『アニマシティ』が設置される。

それから10年の月日が経ち、『アニマシティ』に17歳のタヌキ獣人・影森みちるがやってくる。普通の人間だったが、ある日突然タヌキ獣人になった彼女は「ここなら自由に生きられる!」と喜ぶが、ひょんなことからオオカミ獣人・大神士郎と出会い、『アニマシティ』にもこの街にしかない危険がたくさん潜んでいることを知る。

頑固な性格で過剰に人間を嫌う士郎とは衝突を繰り返しながら、みちるは怪しい女のマリーや、市長のロゼ、獣人生活協同組合のジェムとメリッサなど、たくさんの人々に出会い、それまで知らなかった“獣人”たちの生き様を学んでいく。そして、タヌキの少女とオオカミ男に生まれた絆は、やがて世界を変える鍵になる。

なぜ、みちるは獣人になってしまったのか。その謎を追ううちに、予想もしていなかった大きな出来事に巻き込まれていくのだった。