ニュース

デジオンDiXiM DMS Plus2が、4K8K放送のホームネットワーク視聴に対応

デジオンが2019年12月より提供開始したサーバー機器向け開発キット「DiXiM DMS Plus2」において、新4K8K衛星放送のテレビ番組を、ホームネットワーク経由で視聴可能になった。また、プレーヤーアプリ「DiXiM Play」が、4K対応レコーダーで2Kコンテンツにダウンコンバートされた4K8K放送番組の再生に対応した。

「DiXiM DMS Plus2」が新4K8K衛星放送のホームネットワーク配信に対応

「DiXiM DMS Plus2」で新4K8K衛星放送の視聴対応

デジタル放送に関する標準規格を策定している電波産業会(ARIB)が、新4K8K衛星デジタル放送に対応するコンテンツ保護方式や関連規格へ対応するため、放送サービス高度化推進協会(A-PAB)で認定されたIPインターフェイスのコンテンツ保護方式「DTCP2(Digital Transmission Content Protection 2)」に関する規定が追加された。その内容は、ARIBの技術資料概要(TR-B39)で確認できる。

この規定追加に伴い、デジオンのDTCP2対応サーバー機器向け開発キット「DiXiM DMS Plus2」が、4K8K放送番組のホームネットワーク経由での配信機能に対応した。

DiXiM DMS Plus2をサーバー機器に組み込むことで、4K8K放送番組を、従来の番組と同様に離れた部屋の端末からホームネットワーク経由でストリーミング視聴、ムーブ/コピーできるようになる。

また、4K8K放送番組を2Kコンテンツとして配信可能。プレーヤー機器がDTCP2に対応していない場合でも、2Kコンテンツとして4K8K放送番組を楽しめる。

スマホの「DiXiM Play」でも4K8K放送番組が2K視聴可能

前述のARIB規定更新により、各レコーダーメーカーの2020年春モデル以降より、ホームネットワーク経由で4K8K放送番組の配信が順次可能になっており、今後の新レコーダーやSTBなどでも対応拡大が見込まれる。

スマホやタブレットなどを使って、ホームネットワーク経由でテレビ番組を視聴できるプレーヤーアプリ「DiXiM Play」が、3月後半より順次、4K対応レコーダーで2Kコンテンツにダウンコンバートされた4K8K放送番組の再生に対応する。

これにより、DiXiM Playでは、ホームネットワーク経由で4K BS放送などのチャンネルを、家の別室などでも視聴可能になるという。

DiXiM DMS Plus2搭載レコーダーなどから、4KテレビやNASなどに配信できるほか、2KにダウンコンバートしてスマホなどのDiXiM Playアプリでも視聴可能に