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J-WAVE発の音声配信「SPINEAR」。音声ドラマやPodcastなど無料聴取

SPINEARの画面イメージ

J-WAVEは、音声ドラマやドキュメンタリー、コメディー、ニュース、オリジナルコンテンツなどのデジタル音声配信サービス「SPINEAR(スピナー)」を、4月7日よりβ版として開始する。インターネットオーディオ事業を担う新会社として'19年10月に設立した新会社のJAVE(ジェイブ)によるサービスとして展開。SPINEARのWebサイトに加え、アップルやGoogleのポッドキャスト、Spotifyなどの主要配信サービスで聴ける。利用は無料。

グローバルで注目されているインターネット音声市場において、「多様化する世界に向けて魅力的なコンテンツを届けることで“耳を通し価値観を紡ぎ合わせる。”」ことを目指し、東京発のコンテンツとして配信。

「TOKYOの音声コンテンツのハブであるラジオ局J-WAVEが開局から約30年で培った音のプロフェッショナルとしてのノウハウを受け継ぎ、放送やインターネットの区別なく、発信側の都合にとらわれないハイクオリティーなユーザーエクスペリエンスを提供する」という。

SPINEARのロゴ

サービス開始のオリジナル音声コンテンツとして、Jホラーで知られる鶴田法男監督によるサウンドドラマ「THE PARANORMAL TELLER」や、写真家・作家の藤原新也による「新東京漂流」などを配信する。

オリジナル音声コンテンツ

THE PARANORMAL TELLER
この恐怖は真実か―――Jホラーの第一人者である映画監督、鶴田法男によるサウンドドラマ

リスナーの心霊怪奇体験を再現ドラマ化するラジオ番組「あなたの霊話体験」。その企画会議に映画監督の鶴田法男、番組プロデューサーの岡村洋一、怪談師の山口綾子、女優・声優の春名風花が集まった。リスナーから送られてきた心霊怪奇体験のメールはどれも怖いものばかり。その中でそれぞれが特に怖いと思った体験談を読み上げる。最初の恐怖体験は、漫画家を目指して上京した滝川美優が体験した古いワンルームマンションで起こった出来事。あなたはこの恐怖に耐えられるだろうか?
鶴田法男監督
新東京漂流
日本を代表する写真家・作家、藤原新也が伝える「今、私たちは何処にいるのか? 」初回はジャーナリストの伊藤詩織氏との連続ダイアローグ

常に「今、私たちは何処にいるのか」をメッセージし続ける作家であり、「時代を切り取る」写真家、ジャーナリストである藤原新也が、時にJ-WAVEのスタジオで、時に東京の路上で、時に旅の途上で、語り、人と出会い、インタビューし、「今、私たちは何処にいるのか? 」を探り伝えていくオリジナル音声コンテンツ。4月はCOVID-19の猛威にさらされている人類社会の今を、パリやニューヨークと繋いでリポートするほか、ジャーナリストの伊藤詩織氏との連続ダイアローグをお届け。また、高輪ゲートウェイ、晴海フラッグなどを藤原自身が歩き、今の東京の風景を切り取っていく。
藤原新也
INNOVATION WORLD ERA
新しい時代を切り開くイノベーションの種を届ける。初回は真鍋大度と坂本龍一の対談

コンセプトは“For the future beyond 2020”。J-WAVE「INNOVATION WORLD ERA」でのラジオ放送に加えて、デジタルテクノロジーを最大限に活用した革新的な音声コンテンツをPodcastとして世界中に発信する。番組には各界にイノベーションを巻き起こすイノベーターたちが週替わりで登場。毎月1週目はライゾマティクスの真鍋大度、2週目はASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文、3週目は女優・創作あーちすととして活動するのん、4週目はクリエイティブディレクターの小橋賢児が登場。毎回、最前線で活躍するクリエイター、気鋭の起業家、最先端の研究者らをゲストに迎えて、未来を考えるトークセッションを繰り広げる。
ゲストとして登場するのん
「UP CLOSE from JAM THE WORLD」
いま気になるニュース・時代の動きを4人のスーパーバイザーが掘り下げる

ニュースから「今」を知り「未来」を見立てる情報プログラム・J-WAVE「JAM THE WORLD」内で放送中、今チェックすべきニュースの特集コーナー「UP CLOSE」。番組にはニューススーパーバイザーとして月曜に津田大介、火曜に青木理、水曜に安田菜津紀、木曜に堀潤が日替わりで登場し、ゲストと共にひとつのトピックを重点的に掘り下げる。それぞれの個性と独自の視点、発信力を活かして、ニュースの本質、読み方、考え方、見立てから「未来」を提示していく。
津田大介