ABEMA、出演者向けにネットやSNSでの誹謗中傷に関する相談窓口設置

恋愛リアリティーショー作品も配信しているABEMAは27日、番組出演者向けに、インターネットやSNS上での誹謗中傷、嫌がらせへの調査・法的手続きに関する相談窓口を設置した。

ABEMAは、これまで多くの恋愛リアリティーショー作品手掛けているが、「出演にあたっては、番組ごとのコンセプトなどをご理解いただいた上で、ご本人の意向を最重視して出演いただいてまいりました」という。

その一方で、若年層をメインターゲットとするABEMAは、他と比べて恋愛リアリティーショーをはじめ年齢層の出演も多く、「インターネット上での誹謗中傷、風評被害などに対する対応を強化するため、今回の取り組みに至った」とのこと。

出演者がインターネットやSNS上での誹謗中傷や嫌がらせを受けた場合、証拠の収集・精査やプロバイダー責任制限法に基づく個人情報の開示請求、警察への被害届の提出、訴訟手続きなどの法的手続きを弁護士事務所と連携しながら行なうことで、「出演者の方が安心して番組に出演できる環境づくりを強化していく」という。

【相談フロー】

• 1 相談窓口へ被害状況の連絡
• 2 弁護士事務所との連携
  (例)被害の状況や、証拠を収集・精査、プロバイダー責任制限法に基づく開示請求を行い、誹謗中傷者等を特定。
  必要に応じて警察への被害届や訴訟手続きを実施