ニュース

ケンウッド、レンタカーやリース車両向け2カメラドラレコ。操作防止カバー付属

2カメラドライブレコーダー「DRV-MR450DC」

JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、特定販路向けドライブレコーダーの新ラインアップとして、前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR450DC」を7月上旬より発売する。価格はオープンプライス。

自動車販売やカーリース、レンタカー業界などに展開するBtoB向けモデルで初となる、前方・後方の同時録画に対応した2カメラモデル。

レンタカーやカーリースの管理者以外がドライブレコーダーの操作や設定の変更、SDカードの取り出しなどができないようにする操作防止カバーと、車室内のシガープラグを使用せずに給電できる車載電源ケーブルを付属したのが特徴。

専用カバーでレコーダー本体を覆うことで、本体操作やSDカードと電源ケーブルの抜き差しができないよう防止。営業車などのリース車両、レンタカーなどにおいて、車両の利用者が設定等を変更してしまうことを防ぎ、録画データの管理に役立つという。

また車両から直接給電できる車載電源ケーブルを付属。車室内のシガープラグを使用すること無く、スッキリとした設置と確実な電源供給を実現している。

付属の操作防止カバー

フロント/リアカメラ共に、1/2.7型のCMOSセンサーを搭載し、1,920×1,080ドット/27.5fpsの撮影が可能。フロントカメラは水平122度・垂直63度・対角150度、リアカメラは水平100度・垂直52度・対角111度で広範囲の映像録画を実現し、F1.8の明るいレンズで夜間やトンネルなどの暗いシーンにも強いとする。

リアカメラに「スモーク シースルー機能」を搭載し、リアガラスがスモークガラスの車にも対応。リアガラスに合わせて設定を3段階で調整でき、後方の映像も明るく鮮明な映像記録を可能とした。

フロントカメラはHDR対応。逆光やトンネルの出入り口、夜間走行時の照明など、明暗差が激しい環境時にも、白とびや黒つぶれを抑え、安定した録画を実現。

別売の車載電源ケーブル「CA-DR350」を使用することで、最長24時間の駐車監視録画が可能。駐車中の衝撃や、動体の検知にも対応し、検知前の5秒間と検知後の5秒間の計10秒間録画できる。録画モードは常時録画/イベント記録/手動録画/駐車監視録画に対応する。

運転支援機能として、自車と前方の車との距離を検出し、安全な距離が保たれていない場合に、警告音で知らせる前方衝突警告や、時速60km以上で走行中、現在の車線からはみ出してしまった際に知らせる車線逸脱警告、自車が停止中、前方車両の発進に対し自車の発進遅れを検出した場合の発進遅れ警告に対応。

そのほか、連続運転を長時間続けると警告音で知らせるリフレッシュ通知機能や、Gセンサーにより車の動きを検出し、運転の仕方を自動診断して診断結果をアイコン表示するエコドライブ表示機能も利用できる。

メインユニットのモニターサイズは、2.0型フルカラーTFT液晶。外形寸法は、フロントが64×35×35~92mm(幅×奥行き×高さ)で、重量が108g。リアが44×28×37~76mm(同)で、重量が35g。