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Burson Audio、「ES9038Q2M」デュアルDACのプリ機能付きヘッドフォンアンプ
2020年6月22日 11:00
アユートは、Burson AudioブランドのUSB-DAC内蔵のプリアンプ機能搭載ヘッドフォンアンプ 「Conductor 3X Reference」を、6月26日より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は169,980円(税込)。
ESS製SABRE32 DAC「ES9038Q2M」を左右独立したデュアル構成で搭載。XMOS USBレシーバーチップを採用し、PCM最大786kHz/32bit、DSDのネイティブ再生に対応。PCのほか、iOS/Android端末(OTG機能が必要)との接続も可能。有機ELスクリーンを搭載し、インターフェイス画面は横置き縦置きの両方に対応する。
独自のオペアンプ「V6 Vivid」を搭載。XLRを使用したバランス駆動により、1チャンネルあたり7.5W(アンバランス時は3.75W)の高出力かつ「驚異的なS/N比とダイナミックレンジを実現した」としている。
最大電流電源(MCPS)は5セット使用し、ディスプレイやDAC等全て個別に電源供給することで、低ノイズかつ低インピーダンスで瞬時に電源を供給するという。また、XLRバランスを使用することで超低インピーダンスを実現し、あらゆるパワーアンプに対応するプリアンプとしても使用でき、駆動力が必要とされている平面駆動型やインピーダンスの高いヘッドフォンにも対応する。
フロントパネルのメニュー上から入力ソースと出力先を選択して、ヘッドフォンアンプモードとプリアンプモードを切り替えられる。ケースはヒートシンクを兼ねた高密度アルミニウム製で、ボリューム部は削り出しのソリッドアルミニウムノブを採用し、操作性がよく、細かい調整ができるという。
入力はデジタルがUSB-C、光、同軸、アナログがXLRライン入力2系統。出力は6.3mmヘッドフォンジャック、XLRバランスヘッドホンジャック、XLRプリアンプ出力、XLRラインレベルDAC出力。ゲーミングなどに利用できるマイク入力も備えている。
また、Qualcomm「CSR8675」を搭載し、Bluetooth 5.0に対応。コーデックはaptX HDをサポートし、無線でも楽しめる。
入力インピーダンスは40kΩ。出力インピーダンスはヘッドフォン出力が0.5Ω、プリアンプ出力が1Ω、ラインレベルDAC出力が25Ω。
外形寸法は約255×270×70mm(幅×奥行き×高さ)。重量は5kg。ACアダプタ、電源ケーブル、USB-Cケーブル、OTG変換アダプタ、リモコンなどが付属する。