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ヘルメットが“スピーカー”に。骨伝導とBluetooth活用「Headtooth」

「Headtooth」

骨伝導サングラス「KIWI Sound」などを展開しているEnterfrontは、ヘルメットに装着することで音楽や通話を楽しめるスマートアウトドアギア「Headtooth」の販売を、クラウドファンディングサイトのMakuakeで開始した。9月28日まで応援購入を受け付ける。市場想定価格は25,000円(税込)だが、50セット限定で33% OFFなどの応援プランが用意されている。製品は11月末までに届けられる予定。

後頭部に装着すると、ヘルメット全体がスピーカーの役目を果たすという

ヘルメットそのものを販売するのではなく、骨伝導技術を応用したというBluetoothヘッドセットが製品。ヘルメットの後頭部に装着すると、2つの振動ユニットによって、ヘルメット内部全体がスピーカーのような役目を果たし、耳をふさがず、周囲の音を確認しながら音楽などを楽しめるという。振動ユニットの出力は2W、低音域を強調したチューニングが施されているとのこと。

本体には2種類のマイクが付属

2種類のブラケットが付属するため、ほとんどのヘルメットに装着可能という。またフルフェイス用とオープンフェイス用の2種類のマイク、充電用ケーブルも付属する。

本体サイズは190×55×27mm、重量129gと雨でも使用できる小型ながらIPX6の防水性能、タッチコントロールにも対応。手袋を着けたままでも音楽再生や通話ができる。730mAhのバッテリーを内蔵し、2時間の充電で最大10時間の再生ができる。連続待受時間は8日間。

Bluetooth 5.0に対応し、対応プロファイルはHFP/HSP/A2DP/EDR。SiriやGoogleアシスタントも使用できる。またAndroid向けに配信されているアプリ「TTS App」を使えば、LINEなどで受け取ったメッセージの音声読み上げも可能という。

Makuakeでの応援購入プランは、50セット限定で33% OFFの16,900円で購入できるものや、同じく50セット限定でHeadtoothの2個セットを35% OFFの32,000円で購入できるものなど、全5種類が用意されている。

付属のブラケットを使うと、あらゆる種類のヘルメットに装着できるという
IPX6の防水性能も
HeadTooth Makuake