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ティアック、ワイヤレスでレコードを楽しめるターンテーブル

TN-280BT

ティアックは、Bluetoothトランスミッターを搭載したアナログターンテーブル「TN-280BT」を9月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,800円前後。

Bluetoothトランスミッターを内蔵し、ワイヤレスヘッドフォンやワイヤレススピーカーでレコードの音を楽しめるアナログターンテーブル。Bluetooth対応のオーディオシステムと組み合わせれば、ケーブルの配線を気にせずターンテーブルを自由に設置できる。フォノイコライザー内蔵で、カートリッジも装着済み。

LP盤、EP盤などの33-1/3回転と45回転に対応したベルトドライブ方式のターンテーブルを採用。安定した回転を実現するアルミ・ダイキャスト製プラッターを、DCモーターとゴム製ベルトで駆動することで、ベルトドライブ方式ならではの滑らかな回転が特長としている。

キャビネットには高密度MDFを採用し、高い剛性と制振性を確保。ラバー製インシュレーターを装備し、レコード再生には大敵となる振動を吸収して針飛びやハウリングを抑制するという。不要な振動を排除することでアナログレコードの溝に刻まれた微細な音楽信号を正確にトラッキングできるため、音質的には非常に重要だという。

アンチスケーティング調整機構付きスタティックバランス型ストレート・トーンアームを採用。適正針圧の微調整が可能なカウンターウエイトも備え、シビアな調整が可能で、よりオリジナルの音に忠実なレコード再生が可能としている。また、穏やかな針の昇降ができるアームリフターも装備する。

フォノイコライザーアンプを内蔵しているため、フォノ入力を持たないステレオアンプやミニコンポ、ラジカセなどにも接続できる。フォノイコライザースルーして、フォノ端子付きのアンプにも使える。

Bluetooth 4.0準拠でプロファイルはA2DPをサポート。コーデックはSBCに対応する。アナログ出力端子はRCA(フォノ/ライン切替式)。消費電力は2W、スタンバイ時0.2W。外形寸法は420×356×117mm(幅×奥行き×高さ/突起部含む)。重量は約4.9kg。

フェルトマット、ドーナツ盤用アダプター、カウンターウエイト、ヘッドシェル(カートリッジ装着済)、アルミ・ダイカスト製プラッター、ダストカバー、ヒンジ×2、RCAケーブル、ACアダプターなどが付属する。