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「からかい上手の高木さん」VRアニメ第2弾。Oculus Questで“なりきりプレイ”進化

(c)山本崇一朗・小学館

カヤックと小学館は、月刊漫画雑誌「ゲッサン(月刊少年サンデー)」で連載中のからかい青春コメディー漫画「からかい上手の高木さん」のVRアニメ第2弾「からかい上手の高木さんVR 1&2学期」を12月にOculusストアで発売する。対象VR環境はOculus QuestとOculus Quest 2。

「からかい上手の高木さん」は、シリーズ累計870万部を超えている山本崇一朗作の人気漫画で。これまでに2度テレビアニメ化もされている。

本作は、5月に発売された「からかい上手の高木さんVR 1学期」に続く第2弾。ユーザーは主人公の西片となり、高木さんのからかいを疑似体験できる。新たにワイヤレスのOculus Questシリーズに対応したため、より自由な動きで西片になりきって遊ぶことができるという。

(c)山本崇一朗・小学館
高木さんと釣り対決もできる
(c)山本崇一朗・小学館

高木さんと対決できるゲームシステムとストーリーが追加された。追加ストーリーは、高木さんと一緒に釣り勝負ができる「釣り」、チップを使った本格的な「ポーカー」、一緒に雪だるまを作れる「雪だるま」、握力や反復横跳びなどおなじみのテストに挑戦できる「スポーツテスト」の4つ。

ポーカーでは表情から読めない心理戦も楽しめる
(c)山本崇一朗・小学館
冬服の高木さんと空き地で待ち合わせ
(c)山本崇一朗・小学館

5月に発売された「からかい上手の高木さんVR 1学期」のコンテンツも収録されており、高木さんと一緒に下校したり、海でビーチバレーを楽しんだりと、原作で人気の高かった場面からオリジナルの場面まで、4つのシーンを楽しむことができる。高木さんの声優を務めるのは、テレビアニメでも同役を務めた高橋李依。

制作はカヤックで映像、展示、VRと没入感をコンセプトに企画・開発を行うクリエイティブ・ディレクター天野清之が率いるクリエイター集団「Rewrite」が担当。「新型コロナウィルスの感染拡大を受け、Steam接続者数やVRヘッドセット利用者数が過去最高数を記録している中、リモートワークや自宅待機をされている方などに、自宅でも楽しんでいただけるコンテンツを提供したいという思いで、制作いたしました」という。

体育館で準備運動する高木さん
(c)山本崇一朗・小学館