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スマホで国際宇宙ステーションを疑似体験。auスマパスプレミアム会員限定
2020年11月16日 13:15
KDDIは、月額情報量499円の「auスマートパスプレミアム」会員向けに国際宇宙ステーション(ISS)に設置した360度カメラによって、宇宙遊泳やISSでの生活を体感できるVR動画「Space Explorers: The ISS Experience」のエピソード1を配信開始した。auスマートパスプレミアムVRプレイヤーに対応したスマートフォンで視聴できる。
「Space Explorers: The ISS Experience」は、エミー賞にノミネートされた没入型エンターテインメントシリーズで、宇宙飛行士が宇宙での生活に適応する際の生活が記録されている。人類がISSに滞在するようになって20周年を迎えることを記念して制作された360度のVR作品で、「宇宙遊泳などの体験が可能な壮大な映画のようなビジュアル」を備えるという。
シリーズ制作にあたり、2年以上かけて200時間を超える撮影が敢行され、8名の国際宇宙飛行士に17時間の独占インタビューも実施。「スケール精度の高い没入型映像を実現した、宇宙で制作された最大のメディアプロジェクト」となっている。
16日に公開されたエピソード1では、ひとりの新しい宇宙飛行士がISSに到着し、宇宙で生活する喜びや驚き、危険などを発見していく。今後も、VR映画技術で撮影された初の宇宙遊泳映像を含む4本のエピソードが公開される予定。
世界規模のコンテンツ制作会社であるFelix&Paul StudiosとTIME Studiosが、ISSの米国国立研究所、NASA、カナダ宇宙庁、およびISSに関係する他の宇宙機関と共同で制作。KDDIは韓国やカナダ、中国、アメリカの通信事業者と5G時代の国際XRコンテンツ制作アライアンスを設立しており、このアライアンスがサポートする第1弾プロジェクトとなる。