アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」本編冒頭解禁、12月25日公開

(C)2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project

劇場アニメ「ジョゼと虎と魚たち」が12月25日に公開される。それに先駆け、恒夫とジョゼの出会いが描かれた本編冒頭シーンが公開された。芥川賞作家・田辺聖子の代表作を原作としており、2003年には妻夫木聡・池脇千鶴主演で実写映画化も果たしている。

本作は「ノラガミ」シリーズで監督を務めたタムラコータローのアニメ映画初監督作でもある。脚本には「ストロボ・エッジ」の桑村さや香が、キャラクターデザインには「妖狐×僕SS」を手掛けた飯塚晴子が務める。またアニメーション制作は「鋼の錬金術師」や「僕のヒーローアカデミア」などの人気作を手掛けるボンズが担当。

留学する夢のためにアルバイトに勤しむ大学生・恒夫の声優には、俳優・中川大志。可愛らしい見た目とは裏腹に口が悪い、車椅子のヒロイン・ジョゼの声優には女優・清原果耶が務める。さらに、彼らを取り巻く主要キャラクターには、宮本侑芽、興津和幸、Lynnなどの声優陣が参加。

今回公開された本編冒頭は、美麗な海のシーンからスタート。恒夫がアルバイトをしながら過ごす日常が描かれつつ、静かに物語が始まっていく。アルバイトの帰り道、いつもと違う道を通って帰る恒夫は女性の絶叫を耳にする。声の方向を観ると、そこには車椅子に乗ったジョゼが猛スピードで坂を下ってくる姿が。あまりの勢いにジョゼは車椅子から飛び出して恒夫に激突し、衝撃の出会いをする。果たして2人の物語はこの後どう展開していくのか…？

公開されたオープニングの楽曲は、本作の劇伴を手がけるEvan Callが制作を、ボーカルはシンガーソングライター・市川愛が担当。