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オンキヨー、テレビ向けの薄型加振器を開発。高駆動力型も

オンキヨーサウンドは、振動を利用して音声/音楽再生できる加振器「Vibtone」のラインナップに、薄型と高駆動力の2機種を新たに開発。1月よりサンプル出荷・販売を開始する。

「Vibtone」は、振動によって音を出したりハプティクス効果を得たりする加振器。パネルなどを振動させることで音を発生させるため、浴室、キッチン、屋外での利用や、インターフォンなど防水性、気密性が必要な空間にも設置できる。

また、1つのデバイスでアラーム音などを再生しながら振動(ハプティクス)を伝えられるなど、様々な家電、産業機器への展開が可能としている。

今回、テレビ、PC、ディスプレイなどのディスプレイ製品や家電などに適した厚さ9.9mmの薄型タイプと、重厚な筐体の住宅設備や厚いガラスでも十分な音量を出せる高駆動力タイプの2種類を用意。いずれも、シミュレーションにより、部品を最適設計することで、薄型化と高駆動力を実現するとともに20kHzの周波数でも十分な音圧での音再生を実現したという。