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ベスト電器や九州テックランド消滅へ。ヤマダデンキが吸収合併
2021年1月19日 18:03
ヤマダホールディングスは18日、2021年7月1日を目処にグループ内組織再編を行ない、子会社のヤマダデンキ、ベスト電器、九州テックランド、Project White、マツヤデンキ、星電社、黒川デンキ、および非連結子会社の加藤商事について、ヤマダデンキを存続会社とする吸収合併を決定した。これにより、ベスト電器や九州テックランドなどは消滅する事となる。
ヤマダのグループでは、家電をコアに生活インフラとしての「暮らしまるごと」のコンセプトのもと、これまで「家電」「住宅」「環境」「金融」「サービス」の5つの事業セグメントで展開しているが、グループ全体の経営効率・ガバナンスを高めるために、2020年10月1日に持株会社体制へ移行。各事業セグメントの組織体制の再編成などに着手してきた。
今回、家電セグメントにおいて、子会社のノウハウ・経営資源を集約すると共に、合併にあわせ、新たな11の地域区分による社内分社制を導入。「営業面や業務処理面で効率性を高め、ヤマダホールディングスグループの“暮らしまるごと”戦略の迅速な推進、及びSDGs、ESGの取り組みを通じた企業価値の向上を実現するため」とし、子会社の合併による組織再編を決定した。