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final、「Snapdragon Sound」を次期製品に。「搭載を推し進める」
2021年4月7日 13:30
finalは、次期製品に米Qualcommが開発した技術&ソフトウェア「Snapdragon Sound」を採用する。同技術は高音質・接続性・低遅延の全てにおいて優れたパフォーマンスを提供するよう設計されているため「今後弊社の製品にこの技術の搭載を推し進めていく予定」という。なお、具体的な製品の形態や発売時期などは明かされていない。
Snapdragon Soundは、Qualcommが現地時間の3月4日に発表した技術。同社が持つ技術同士を最適化することで、96kHz/24bitオーディオ、超低遅延、ペアリングの改善、クリアな音質をサポートし、より強固でシームレスなワイヤレスリスニング体験を提供する。
遅延の課題に対しては、89ミリ秒という低遅延(主要な競合他社より45%遅延が少ない)のBluetooth接続をサポートし、より没入的なゲームやより良い動画視聴体験を実現するという。
同技術は現在OEMへ提供中で、対応デバイスは今年発売される見込み。消費者が分かるよう、対応デバイスには“Snapdragon Soundバッジ”が付けられる。
Snapdragon Sound搭載製品については、NUARLやラディウスも開発・発売を表明している。