ニュース
QED、HDMI 2.1対応で長尺にも対応するHDMIケーブル
2021年5月11日 08:00
イースタンサウンドファクトリーは、英QEDのHDMI 2.1対応で8K映像もサポートしたHDMIケーブル「Performance Active Optical HDMI LSZH」を6月1日に発売する。ケーブル長は20m、30m、40m、50mの4種類、価格はそれぞれ71,500円、85,800円、100,100円、114,400円。
従来の製品に搭載されていた"Active Filter Technology"では、ケーブル内を4本のツイストペアで構成、99.999%の無酸素銅を使用。ケーブルの高速性能を15mまで拡張するため、適切なアクティブイコライジングネットワーク機能が内蔵されていた。
機能を更に拡張するため、"Active Optical Filter Technology"が新たに導入。インピーダンスの不整合、ペア間・ペア内のタイミングの違いによる固有損失を防ぎ、さらに長いケーブルを作るため、19個のコアの内、12個を4本の3重のシールドを備えたOM3 光ファイバーに置き換えている。光ファイバーがもつインピーダンスの不整合による損失や、タイミングのずれの影響を受けない利点を用いている。
HDMI 2.1準拠、8K/60Hz 4:4:4の伝送が可能。Dolby Atmos、DTS:Xなどのマルチchオーディオに対応する。
ケーブルのジャケットは、ほぼ煙の発生しないハロゲンを含まない材質で構成され、"Low Smoke Zero Halogen(LSZH)"という性能をもつ。火にさらされても微量の煙しか発生せず、毒性の高いハロゲンを含むガスは発生しない。
英国およびEU全土で施行されている火災反応の対象となる建築物の一般用途ケーブルに関する最新の規制に準拠し、優れた長寿命性・耐久性・安全性が確保されているとして 「Fire Class CCA」の認定を受けている。