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イヤフォンを完全ワイヤレス化「TM2」が進化、充電ケース付属「TM2C」
2021年5月27日 15:28
フォステクスは、着脱式のフレキシブル・ショートケーブルを使い、ユーザーが持っているイヤフォンを完全ワイヤレス化できる「TM2」をリニューアル。充電可能なバッテリー内蔵充電ケースを付属した「TM2C」として、6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は26,000円前後。
タッチセンサーとマルチボタンを備えたBluetooth受信機本体と、様々なイヤフォンに接続するためのフレキシブル・ショートケーブル、6mmのダイナミック型ドライバーを搭載したイヤフォン部分で構成する完全ワイヤレスイヤフォン。
そのままでも耳掛け式の完全ワイヤレスとして使用できるが、イヤフォン部分を取り外し、ユーザーが持っているMMCXの着脱式イヤフォンのイヤフォン部分を取り付けると、有線イヤフォンをワイヤレスイヤフォンとして使用できるのが特徴。
フレキシブル・ショートケーブルは、標準で付属するMMCXタイプに加え、2種類のカスタムイヤフォン用の2pinケーブルと、A2DCケーブルタイプの計4種類もオプションとして用意しており、様々なイヤフォンを完全ワイヤレス化できる。
TM2Cのイヤフォンとしての特徴は、初代機TM2と同じだが、TM2Cでは収納ケースがバッテリー内蔵タイプにリニューアル。イヤフォン本体を収納しながら、約3回充電できる。充電ケースには充電端子としてUSB-C端子を備える。
ケースの充電時間は約1時間30分。外形寸法は138×67×35mm(幅×奥行き×高さ)、本体を除いたケースのみの重量は138g。
Bluetooth受信機本体には、Qualcommのチップセット「QCC3026」を搭載。Bluetooth 5.0に対応し、SBC、AAC、aptXに対応。タッチセンサーで音量調整、早送り/コマ送り操作が可能。マルチボタンでは、音楽再生操作/通話操作との2通りの操作方法を採用している。防水性能等級はIPX5で、雨、汗などの生活防水に対応する。ケーブルやイヤフォンを含めた重量は11g×2。
TM2/TM2C専用アプリ「TM Sound Support」を使用することで、外音取り込み機能、5バンドイコライザー調整機能、ボイスアシスタント呼び出し機能などを使用できる。