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Apple Music、海外で空間オーディオ対応を開始

米Appleは現地時間の6月7日、開発者会議「WWDC 2021」の基調講演をオンラインで配信。このなかで本日よりApple Musicの空間オーディオ(Spatial Audio)対応を開始すると明らかにした。スタート時点でアリアナ・グランデやケイシー・マスグレイヴスの楽曲をDolby Atmosによる立体音響で楽しめるようになるという。

Apple Musicの空間オーディオ対応は5月17日に告知されていたもの。その際、対応時期は「6月中」とのみ案内されていた。Dolby Atmos対応楽曲は、H1/W1チップを搭載したAirPodsとBeatsヘッドフォン、iPhone、iPad、およびMacの内蔵スピーカーで再生できる。

Apple Musicの価格は個人プランが月額980円、ファミリープランが月額1,480円。Apple Music利用者であれば追加費用なしで空間オーディオ対応楽曲も楽しめる。

またAirPods ProとMaxが対応している空間オーディオ機能について、今秋にもtvOSやM1チップ搭載のmacOS端末でも利用できるようになることも発表された。