ニュース

テレビ東京グループ、AT-Xを完全子会社化

エー・ティー・エックスの株主構成

テレビ東京ホールディングスは、アニメ専門のCS放送「AT-X」を運営するエー・ティー・エックスを完全子会社化した。なお、AT-Xの視聴方法など視聴者への影響はないとしている。

テレビ東京ホールディングス傘下のテレビ東京とテレビ東京メディアネットを通じて保有していた52.58%の株式に加え、今回テレビ東京がグループ外の企業が持つ全てのエー・ティー・エックス株を追加取得。テレビ東京ホールディングスが実質的に100%の株式を保有することになった。

この施策により、テレビ東京グループは、配信の台頭など世界的にアニメ業界が変革する中、成長戦略の柱であるアニメビジネスを機動的に展開することが可能となるという。

これまでエー・ティー・エックスは「“ワンランク上のアニメ専門チャンネル”として、主にコアなアニメファンの方々に支えられてきました」とし、今後はそうしたファンを大事にしながら、人的リソースの活用を含めテレビ東京と緊密に連携し、CS放送のみならずイベントや商品化など多角的なアニメビジネスをスピーディーに進めていくとしている。