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新型Macbook Pro内蔵DACは最大96kHz対応。1,000Ωまでの機器を駆動

M1 Pro/M1 Maxチップを搭載した新型Macbook Pro

アップルは、10月26日から出荷を開始したM1 Pro/M1 Maxチップ搭載Macbook Proに関するサポート文書を公開。このなかで同モデルの内蔵DACは最大96kHzのサンプリングレートに対応しているほか、最大1,000Ωのイヤフォン/ヘッドフォンなどを駆動できることを明かしている。

新型Macbook Proは14インチ、16インチモデルともに、内蔵DACは最大96kHzの再生に対応。ヘッドフォンジャックにスピーカーやヘッドフォンなどを接続すれば、外付けDACを使うことなくハイレゾ音源を楽しめる。

ヘッドフォンジャック使用時のサンプリングレートは、「オーディオMIDI」アプリで設定できる。サポート文書では「ベストな音質を得るためには、ヘッドフォンジャックのサンプリングレートとソース音源のサンプリングレートをマッチさせるように」と記されている。

また、ヘッドフォンジャックにはDC負荷を検出する機能と出力電圧を調整する機能が備えられており、接続されたイヤフォンやヘッドフォン、ライン接続機器のインピーダンスを検出して、それに応じて出力が自動調整される。インピーダンス150Ω以下の機器を接続した場合の出力は最大1.25V/RMS、150~1,000Ωまでの機器を接続した場合の出力は最大3V/rms。