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SF映画「カオス・ウォーキング」、立体音響の“没入感”トレーラー公開

(C) 2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved

11月12日に公開する映画「カオス・ウォーキング」より、セリフやサウンドエフェクトが前後左右から立体的に聞こえる、バイノーラルmixのスペシャルトレーラーがYouTubeにて公開された。

「カオス・ウォーキング」は、西暦2257年、汚染した地球を逃れた人類にとっての新天地「ニュー・ワールド」を舞台に、地球からやってきたヴァイオラ(デイジー・リドリー)と、その地で生まれたもっとも若い青年トッド(トム・ホランド)の逃避行を描く。“ノイズ”と呼ばれる思考が外部に漏れ出してしまう謎の現象やエイリアン、巨大宇宙船、エキサイティングなストーリーのSFエンターテイメント。

ガーディアン賞、カーネギー賞など、数々の文学賞に輝いたパトリック・ネスのSF小説をダグ・リーマン監督が映像化。主演は「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランド、共演は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のデイジー・リドリー、マッツ・ミケルセン。

『カオス・ウォーキング』仮想立体音響スペシャルトレーラー

公開された動画は、イヤフォンやヘッドフォンで視聴することで、映像に合わせてサウンドエフェクトが右から左に移動して聞こえたり、キャラクターがすぐ隣にいるかのように左から囁かれたり、“ノイズ”シーンでは左右に音が揺れながら聞こえてくるなど映画の臨場感を味わえるとする。

映像面にもギミックが仕込まれており、声が聞こえてくる場所に字幕が表示され、画面全体で映像を楽しめる映像に仕上がっている。「まるで実際に『ニュー・ワールド』にいるかのような錯覚を覚える“没入型”トレーラーを楽しんでもらいたい」としている。

あらすじ

(C) 2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved

西暦2257年、〈ニュー・ワールド〉。そこは、汚染した地球を旅立った人類がたどり着いた〈新天地〉のはずだった。だが、男たちは頭の中の考えや心の中の想いが、〈ノイズ〉としてさらけ出されるようになり、女は死に絶えてしまう。この星で生まれ、最も若い青年であるトッドは、一度も女性を見たことがない。ある時、地球からやって来た宇宙船が墜落し、トッドはたった一人の生存者となったヴァイオラと出会い、ひと目で恋におちる。ヴァイオラを捕えて利用しようとする首長のプレンティスから、彼女を守ると決意するトッド。二人の逃避行の先々で、この星の驚愕の秘密が明らかになっていく──。