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NUARL最高音質の完全ワイヤレス「N6 Pro2」がマルチポイント接続対応

「NUARL N6 Pro series2 TRULY WIRELESS STEREO EARBUDS(N6 Pro2)」(ボルドーモデル)

エム・ティ・アイは、NUARLブランドの完全ワイヤレスイヤフォン「NUARL N6 Pro series2 TRULY WIRELESS STEREO EARBUDS(N6 Pro2)」に向けて、マルチポイント接続に対応させるアップデートを配信した。ファームウェアのバージョンはver;6.1.5。

今回のアップデートにより、2台の機器へ同時にBluetooth接続できる「マルチポイント」機能に対応。スマートフォンやゲーム機と同時接続するといった使い方ができるようになった。アップデートにはiOS/Android対応のスマートフォンアプリ「N6 Connect」が必要となる。

なお11月19日時点では、一部の環境でマルチポイント接続中にゲーミングモードを使用し、通話を行なうと音が歪む場合があるバグが確認されている。

「左右共通の3ボタン」や「安全性の高いバッテリー」など、N6 Proの基本性能はそのままに、音質を追求したモデル。独自の単層カーボンナノチューブ複合振動板を使用した“NUARL DRIVER”[N6]v5に磨きをかけ、新たに応答性と伝送率に優れた7NグレードのOCC(単結晶状高純度無酸素銅線)ボイスコイルを組み合わせた“NUARL DRIVER”[N6]v5Xを採用。よりパワフルな低音再生が可能になっている。

ドライバーは金属筐体に収納してモジュール化。単体の有線イヤフォンと同じアナログ音調を施した。同イヤフォンモジュールにSoC内蔵のDSPを駆使したデジタル音調を組み合わせることで、他に類を見ない繊細な音質チューニングを実現しているという。

モジュールとSoCをつなぐ音声信号の配線には銀メッキ仕様7N OCCを採用。アナログ信号を伝送する線材の特性にまで配慮を施すことで、これまで損なわれてきた僅かな信号のロスをも防ぎ情報量の多い音声を再現する。歪みを抑え、臨場感を再現する米国T.B.Iの特許技術「HDSS」を採用し、奥行きと立体感のある自然な音の広がりも実現したという。

SoCは「QCC3040」に変更。従来から要望が高かったという外音取り込みやaptX Adaptiveへの対応、通話品質の向上に加え、独自の「ゲーミングモード」による低遅延通信、左右のイヤフォンが独立通信する「TrueWireless Mirroring」による片耳使用、スマートフォン用アプリ「N6 Connect」による設定カスタマイズにも対応した。

Bluetooth 5.2準拠で、コーデックはaptX Adaptive、aptX、AAC、SBC、プロファイルはA2DP、HFP、HSP、AVRCPをサポートする。

連続再生時間はイヤフォン単体で約10時間。aptX Adaptive/aptX再生時でも約8時間の連続再生ができる。充電ケースとの併用で40時間以上の音楽再生も可能。ケースにはマグネットスイッチによる充電オン/オフ機能を搭載し、正面のLEDで充電状態を表示する。充電ポートはUSB Type-C。

イヤフォンの内部にナノコーティングによる撥水処理が施したIPX4の耐水仕様で、濡れた手で操作しても安心という。

装着感と遮音性を両立したシリコン・イヤーピース「Block Ear+」が付属。バイオロジカル・シリコンを使用した、抗菌性を有するイヤーピースとなっており、女性や耳穴の小さい人でも使いやすいよう外径が約1mm刻みの4サイズ(S/MS/M/L)を用意している。

外形寸法と重さは、イヤフォンが26×20×30mm(幅×奥行き×高さ)、片耳約7g。ケースが72×38.5×37mm(幅×奥行き×高さ)、重さ約45g。