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BenQ、約5.6万円の4K/HDR対応28型ディスプレイ。シネスコ37.5型も
2021年11月29日 19:00
ベンキュージャパン(BenQ)は、映画やゲームなどを楽しむエンターテインメント向けディスプレイ「EWシリーズ」の新製品として、4K/HDR対応の28型液晶「EW2880U」、およびシネスコサイズの37.5型液晶「EW3880R」を12月3日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はEW2880Uが5.6万円前後、EW3880Rが14.4万円前後。
2機種ともに、HDR映像と独自のブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)を組み合わせた「HDRi」技術を搭載。周囲の照明環境を感知しながら、映像コンテンツの明るさを自動的に制御し、従来のHDRと比べて明瞭さ、ディテール、色の効果を強化した。
また、treVoloスピーカーを内蔵。シーンごとに没入感を高める最適なサウンドモード(ライブ/ポップ・シネマ・トーク/ボーカル・ゲーム・ロック/パーティ)が選択できるのも特徴。長時間の使用でも眼精疲労を軽減するフリッカーフリー技術やブルーライト軽減モードも備える。
28型「EW2880U」は、4K/3,840×2,160ドットのIPS液晶を採用。ネイティブコントラストは1,000:1で、DCR時は2,000万:1。HDR10をサポートし、最大輝度は300cd/m2。パネルの色深度は10bitで、表示色は約10億7,000万色。DCI-P3カバー率は90%。応答速度はGtoGで5ms。視野角は上下左右178度。
入力はHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1を搭載。ヘッドフォン出力、3W×2chのtreVoloスピーカーも備える。USB-Cは60W給電に対応する。VESAマウントは100×100mm。
スタンドは100mmの高さ調整、左右15度のスイーベル、上5度/下15度のチルトが可能。消費電力は最大130W、標準28W。スタンドを含む外形寸法は637×277×421~521mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.9kg。付属品は、HDMIケーブルとUSB-Cケーブルなど。
37.5型「EW3880R」は、WQHD+/3,840×1,600ドット、アスペクト比21:9の湾曲IPS液晶を採用。湾曲率は2300R。ネイティブコントラストは1,000:1で、DCR時は2,000万:1。HDR10をサポートし、HDR最大輝度は300cd/m2。パネルの色深度は10bitで、表示色は約10億7,000万色。DCI-P3カバー率は95%。応答速度はGtoGで5ms。視野角は上下左右178度。
内蔵スピーカーは3W×2chのtreVoloスピーカーに加え、8Wウーファーの2.1ch仕様。インターフェイスはHDMI 2.0入力×2、DisplayPort 1.4入力×1、ヘッドフォン出力×1、USB 3.0×2(ダウンストリーム)ほか、60W給電対応のUSB-Cを用意する。VESAマウントは100×100mm。
スタンドは120mmの高さ調整、左右15度のスイーベル、上5度/下15度のチルトが可能。消費電力は最大140W、標準34W。スタンドを含む外形寸法は896.3×294.4×460.2~580mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約13kg。付属品は、HDMIケーブルとUSB-Cケーブルなど。