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FiiO、金・銀・銅ハイブリッド芯材240本使用のイヤフォンケーブル

「LC-RE Pro」

エミライはFiiO Electronicsの交換用イヤフォンケーブル2機種を1月21日に発売する。価格はともにオープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、金・銀・銅をハイブリッドした「LC-RE Pro」が21,890円前後、高純度単結晶純銀芯線の「LC-RD」が17,600円前後。

LC-RE Pro

古河電工の金メッキ単結晶銅、純銀、単結晶銅の3種類の芯線素材で構成された、ハイブリッド構成のケーブルを計4本編み込んだイヤフォンケーブル。イヤフォン側端子はMMCX。プラグは交換式で2.5mmバランス、3.5mmアンバランス、4.4mmバランスに対応する。ケーブル長は約120cm(端子部除く)。

各素材で20本を撚り線とし、ケーブル1本あたり計60芯線をリッツ構造で束ねた。左右合計240芯線の編組ケーブルの1本1本は被覆され、表皮効果や近接効果を減少させて、信号の伝送効率を大幅に改善。広大で精密な音場再現とクリアな音質を実現したという。

MMCXコネクターには医療用316Lステンレスを採用。高い信頼性を確保しながら、角度をつけた端子設計により、装着した際のケーブルの取り回しを配慮し、快適な装着感を提供するとしている。

ケーブルの外装シースには、環境に配慮したドイツ製のクリアーTPU素材を採用し、光沢のある透明感を実現。黄変や、低温環境下での硬直化にも強い素材だという。

LC-RD

LC-RD

高純度純銀を8本撚り合わせた芯線をさらに7本をリッツ構造で束ねたイヤフォンケーブル。イヤフォン側端子はMMCX。プラグは交換式で2.5mmバランス、3.5mmアンバランス、4.4mmバランスに対応する。ケーブル長は約120cm(端子部除く)。

左右合計224本となる芯線は表皮効果や近接効果を減少させて、信号の伝送効率を改善。広大で精密な音場再現とクリアな音質を実現したとする。

MMCXコネクターはLC-RE Pro同様に医療用316Lステンレスを採用し、角度をつけた端子設計となっている。ケーブルの外装シースも同様のドイツ製のクリアーTPU素材を採用している。