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'21年国内興収は1,618億。「シン・エヴァ」などアニメがトップ3独占

日本映画製作者連盟公式サイトより

日本映画製作者連盟は1月25日、2021年(令和3年)の全国映画概況を発表した。令和3年の興行収入は、前年比113%増の1,618億9,300万円で、邦画の興収トップ3作品は「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「名探偵コナン 緋色の弾丸」「竜とそばかすの姫」と、いずれもアニメ作品だった。

興収の構成比は、邦画が1,283億3900万円で79.3%、洋画が335億5,400万円で20.7%と、邦画が興収全体の約8割を占める好調ぶりだった。入場人員は、前年比108.2%増の1億1,481万8,000人。

一方、公開本数は令和2年が邦画506本、洋画511本の合計1,017本だったのに対し、令和3年は邦画490本、洋画469本の合計959本で、58本少ない形に。平均入場料金は前年比104.4%増の1,410円だった。

2022年(令和4年)1月時点での、令和3年公開作品の興収1位は、邦画がシン・エヴァで102.8億円。2位は緋色の弾丸で76.5億円、3位が竜とそばかすの姫で66億円とアニメ作品がトップ3を独占。

4位にドキュメンタリー「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」が45.5億円(現在上映中)で続き、実写作品としては45億円で5位に入った「東京リベンジャーズ」がトップだった。

洋画作品では「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」が興収36.7億円で1位に。2位は「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」(現在上映中)、3位は「ゴジラvsコング」だった。