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BenQ、低遅延でスポーツ観戦に最適な4Kプロジェクタ

「TK700」

ベンキュージャパンは、大画面でのスポーツ観戦に最適というDLP方式の4Kプロジェクター「TK700」を、4月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16万7,000円前後。筐体色はパールホワイト。

投写解像度3,840×2,160ドット/4Kに対応した単板DLP方式のプロジェクター。同社開発チームが4Kプロジェクターに最適な色を長年に渡り追求した結果、HDR10/HLG対応、Rec.709カバー率96%の広色域で、細部まで鮮明で正確な色再現を実現したという。独自のHDR-PRO技術により、映像のディテールも向上させる。

コントラスト比は10,000:1、色再現性は約10億7,000万色、アスペクト比は16:9。応答速度は4K/60Hz動作時で約16.7ms、1,080p/240Hz動作時で約4.2msで、スポーツの素早い動きやゲームでも遅延を感じることなく楽しめるとしている。

輝度は3,200 ANSIルーメン。光学1.3倍のズームレンズを備え、約2.5mで約100型の投写ができる。投写画面サイズは60~200型。自動垂直台形補正機能に加え、最大30度までの手動水平台形補正機能も搭載し、正面だけでなく、斜めからの投写にも対応する。入力対応解像度は640×480ドット/VGA~4K。

ランプ寿命は標準時で最大約4,000時間、ランプセーブ時で最大約15,000時間。別売りの交換用ランプは「LTK-700STi」。

本体背面

入力端子はHDMI 2.0が2系統で、うち1系統はeARCをサポートする。出力5WのtreVoloスピーカーを内蔵しており、独自のCinemaMaster Audio Enhancer技術により、「まるで会場にいるような臨場感あふれるサウンド体験を創り出す」という。オーディオ出力も装備。そのほか給電用のUSB Type-A、RS232(9ピン)も1基ずつ備える。

消費電力は最大380W、運転音は標準時34dBA、エコ時28dBA。3D投影機能はDLP Link方式で、別売りで3Dメガネ「DGD5」や天吊り金具「CMP-80」も用意する。

外形寸法は312×246×110mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約3.1kg。電源ケーブル(約1.5m)、リモコンなどが付属する。