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アイ・オー、“再書き込み防止”するBlu-rayドライブ
2022年4月27日 15:05
アイ・オー・データ機器は4月27日、誤操作によるデータ損失を防ぐ“再書き込み防止”ドライブを採用した外付けBlu-rayドライブ「BRD-UT16D」と電子帳簿保存法対応アプリケーション「命名くん」の年間ライセンス3台用をバンドルした「BRD-UT16D/M」を4月末に出荷する。価格はオープンプライス、店頭予想価格はBRD-UT16Dが25,272円(税抜)前後、BRD-UT16D/Mが27,090円(税抜)。
長期保存用光ディスクM-DISC(25GB)が5枚付属するが、早期購入特典として、2モデル合計1,000台限定で付属ディスクがM-DISC(50GB)5枚になる。
RW・REメディアなど繰り返し上書きできる光ディスクを認識しないドライブで、重要なデータの上書き・排除を防ぐという。Rメディア、M-DISCのデータ追記は可能。付属するM-DISCは高温・多湿・太陽光などの影響を受けにくく、数百年以上もの長期の記録保存ができるという。
BD-R(1層25GB)に16倍速、BD-R(2層50GB)に14倍速、BD-R XL(3層100GB)に8倍速、BD-R XL(4層128GB)に6倍速で記録できるほか、DVD-R(1層4.7GB)への16倍速記録や、CD-Rの最大48倍速での読み込み、書き込みができる。M-DISCはDVD、BD(1層25GB/2層50GB/3層100GB)に対応し、DVDとBD(1層25GB)では、4倍速記録に対応する。
対応OSはWindows 11/10で、インターフェイスはUSB 3.2 Gen 1(USB 3.0)/USB 2.0。本体側のコネクタ形状はUSB Standard B。ディスクローディング方式はトレイ式で垂直置きでも利用できる。ただし、垂直置き時は12cmメディアにのみ対応。
著作権保護はCPRMとAACSに対応し、対応ソフトウェアとメディアを用意すれば、読み込み/書き込みができる。外形寸法は突起部を除いて約158×220×50mm、重さは約1.1kg。
2022年1月に改正された電子帳簿保存法により、義務化された電子取引データの電子保存を支援するソリューションとして販売。アプリケーション「命名くん」には同法における検索要件を満たすためのリネームツールと、電子取引データの長期保存を支援する書き込みツールで構成される。
パッケージ版は3台ライセンスの「MM/PG-STD3」、10台ライセンスの「MM/PG-STD10』を用意。ダウンロード版は「MM/DL-STD1/3/10/30」と1台、3台、10台、30台ライセンス版を用意する。パッケージ版は4月下旬から出荷予定。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は次のとおり。
- MM/PG-STD3 8,640円(税抜)
- MM/PG-STD10 25,200円(税抜)
- MM/DL-STD1 3,600円(税抜)
- MM/DL-STD3 8,640円(税抜)
- MM/DL-STD10 25,200円(税抜)
- MM/DL-STD30 64,800円(税抜)
1年更新の有料ソフトウェアだが、国税庁が提示している宥恕期間(2023年12月末)までは、ライセンス期間としてカウントされず、2024年1月1日よりライセンス期間がカウントされる。