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パイオニア、UHD BDやM-DISC対応の外付けドライブ

BDR-X13J-S

パイオニアは、Windows/Mac用外付けBD/DVD/CDライター「BDR-X13J-S」を2月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は31,000円前後。カラーはブラックのみ。

BDやBDXL規格のディスク、アーカイブ用光学メディア“M-DISC”への記録・再生に対応した外付けドライブ。WindowsではUltra HD Blu-rayの再生にも対応する(macOSでは非対応)。インターフェイスはUSB 3.2 Gen1/2.0。

BD-R(1層:25GB)に16倍速、BD-R(2層:50GB)に14倍速、BD-R XL(3層:100GB)に8倍速、BD-R XL(4層:128GB)に6倍速で記録可能。データ記録時に、適切なタイミングでパラメータ補正を行なうことで、記録品質を向上しているという。DVD-R(1層:4.7GB)への16倍速記録や、音楽CDの最大48倍速取り込みもできる。M-DISC(BD)1層25GBやM-DISC(DVD)へは6倍速記録に対応している。

オーディオCDのデータを忠実に読み取る「PureRead 4+」や、リアルタイムでデータの欠落・補間の発生を抑える「RealTime PureRead」など、PCで音楽を楽しむための機能のほか、消費電力を抑える「カスタムエコ機能」も搭載。

Android端末では、「Wireless Hi-Res Player ~Stellanova~」アプリと連携し、端末とUSB接続すれば、PCを使用せずにCDの楽曲を取り込める。楽曲情報やジャケット画像は、「Gracenote MusicID」よりインターネット経由で自動取得できる。

接続したPCやスマートフォンの電源に連動してドライブ本体の電源をON/OFFする「AUTO電源」を搭載。動作状態からアイドル状態やスタンバイ状態への移行時間を調整できる「カスタムエコ機能」も備え、ディスクが入っていない時やディスク停止時にLEDを消灯するなどの省電力設計で環境にも配慮している。

本体外観のデザインは、ブルーライトが浮かび上がるスモークアクリルのフロントベゼルとヘアライン仕上げのトレイカバーにメタルラインのアクセントを加えることで、「高い質感を演出している」とする。

Windows向けのソフトウェアも付属し、ダウンロード提供する。ドライブ機能設定ツール「パイオニアBDドライブユーティリティ」に加え、UHD BD対応再生ソフト「PowerDVD 14」、映像編集ソフト「PowerDirector 16」など、CyberLink製のソフトを利用できる。詳細はWebページを参照のこと。

横置き用インシュレーター(4個)と縦置き用インシュレーター(8個)を同梱しており、横置きや両側面での縦置き設置が可能。外形寸法は約160×220×50mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約1.1kg。USB-A to Bケーブル、ACアダプタ、電源コードなどが付属する。