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「オネアミスの翼」4KリマスターでUHD BD化。リバイバル上映10月28日
2022年5月20日 11:56
1987年に劇場公開された「王立宇宙軍 オネアミスの翼」が、35周年を迎えた事を記念し、本編の4Kリマスター化が決定。リバイバル上映が10月28日からスタートするほか、「4Kリマスターメモリアルボックス」として、4K UHD BDの発売も決定。リバイバル上映劇場で先行販売する。さらに、4Kリマスター映像で制作された予告編も公開。庵野秀明の作画による迫力のロケット打ち上げシーンから始まる映像が楽しめる。
4Kリマスターは、山賀博之監督の監修のもと、35mmマスターポジフィルムからの4Kスキャン & 4Kリマスター化を実施。「フィルムが持つ情報を鮮やかに再現する」という。
UHD BD 4Kリマスターメモリアルボックスは、流通限定販売の「特別限定版」(品番:BDOT-0267/価格:15,000円)と「通常版」(品番:BCQA-0016/価格:14,080円)の2アイテムをラインナップ。「特別限定版」は上映劇場にて10月28日より先行販売するほか、ECサイトのA-on STORE、EVANGELION STORE限定で11月4日から販売。「通常版」は11月25日より一般流通にて発売される。
4K UHD BDの本編ディスクと、BDの本編ディスク、特典BDの3枚組。UHD BD本編ディスクの音声は、リニアPCMドルビーサラウンド、Dolby TrueHD 5.1ch。英語音声もリニアPCMドルビーサラウンドで収録する。
特典として、「特別限定版」には、全編収録としてはこれが初となる「絵コンテ集(1986年10月4日バージョン/430ページ予定)」が付属する。
特別限定版と通常版のどちらにも、特典BDが付属。初収録音声やVHS・LDのみに収録されていた多数の貴重な映像・音声を収録予定。本編制作に先駆けて関係者向けに制作された映像「パイロットフィルム」では、これまでも既発商品に収録されていた音声「ニュルンベルクのマイスタージンガー」版(シンセサイザー:川井憲次)に加え、今回新たに音声「俺ら宇宙のパイロット」版(「ゴジラ伝説III」より。映画「妖星ゴラス」劇中歌)が初収録になる。
さらに、1995年に発売されたLDメモリアルボックス(品番:BEAL-367)に収録されていた、多数のイメージボードも含めた「BGM集」を当時の内容を映像のみ一部素材変更による再編集を行ない、新たに2022年バージョンとして再収録。1987年にVHSで発売された、当時の制作風景やGAINAXスタッフへのインタビューなどが収められたドキュメンタリー映像「オネアミスの翼 王立宇宙軍 ドキュメントファイル」(品番:BES-166)を、現存する素材よりアップコンバートし抜粋にて初収録する。
新作描き下ろしデジタルアートの制作プロジェクト
新しいプロジェクトも決定。NFT(Non Fungible Token)非代替性トークンに向けた、新作描き下ろしデジタルアートの制作プロジェクトで、「超時空要塞マクロス」「機動戦士ガンダム」「スター・ウォーズ」などのパッケージアートのイラストなどで有名なマルチクリエイター天神英貴氏による5分のデジタルアートで、「王立宇宙軍 オネアミスの翼」の世界に35年ぶりに新鋭クリエイターの手により新たな息吹が吹き込まれる。
5月27日から日本橋で開催される三井不動産創立80周年記念イベント「クリエイター特区プロジェクト」で設営される、リアルとアンリアル(バーチャル)ギャラリー内に展示され、同時にNFTマーケット「OpenSea」上で販売される予定。