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新生『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』8月公開。未公開シーン42分

ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV
(C) 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.

シルべスター・スタローンが監督・脚本・主演を務めたシリーズ最大ヒット作『ロッキー4/炎の友情』が、スタローン自らの手で再構築され、42分の未公開映像を加えて『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』として生まれ変わった。日本では8月19日より、全国の映画館で順次公開される。配給はカルチャヴィル/ガイエ。

『ロッキー4/炎の友情』は、米国で1985年、日本で1986年に公開された。監督・脚本・主演を務めたシルベスター・スタローンは、長い間、自分が理想とする作品に作り直したいという想いを持っていたという。

コロナ禍で時間が出来たスタローンは、すべての映像に目を通し、未使用シーン、音声トラック、劇伴にいたるまで何百時間もかけ徹底的に見直し。王者ロッキー、元王者アポロ、殺人マシーン・ドラゴらファイターたちの闘いまでの道のりに焦点を当て、物語を再構築。新たな「ロッキー」を誕生させた。

42分の未公開シーンが含まれているほか、映像は4Kデジタルリマスター、ワイドスクリーン、そして5.1chサラウンドで蘇る94分の作品になったという。ポスタービジュアルと3分予告も公開された。

2022.8.19公開『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』 予告編
(C) 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
監督・脚本・主演のシルベスター・スタローン

ドラマの中身に重点を置きたかったんだ。登場人物の心に注目して、より感情的に、より責任感を持って。何故このシーンを使っていない? 当時の俺は何を考えていたんだ?って凹むこともあった。今考えると使うべきシーンは明確だから。当時の自分の人生観に疑問をもったよ(笑)。

前の「ロッキー4」を作った頃の俺は、今よりかなり薄っぺらだったんだ。今回、新たに『ロッキーVSドラゴ』として生まれ変わった。俺はクールで好きだ。そして、この作品は「ロッキー」に関わった全ての人に敬意を示している。

『ロッキー』はCGも特撮も使ってない。それでも『ロッキーVSドラゴ』は一層大きくなった。オリジナルは1:85だったけど今回はワイドスクリーン。音楽も新たな手法で編集されて、4チャンネルが100チャンネルになったんだ。俺は耳がおかしくなったのか?と信じられないくらいだよ(笑)