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ソニー、補聴器事業に参入
2022年9月13日 22:57
ソニーは米国において補聴器事業に参入する。デンマークのWS Audiologyと、補聴器事業において商品やサービスの共同開発/供給で協業契約を締結し、米国市場で展開する。
米国では、8月16日付の米国FDA(食品医薬局)による規制変更が行なわれた。これに伴い10月以降は、医療機器となる補聴器を、専門技師を有する従来販路だけでなく、一般消費者向けの販路(OTC)でも販売可能となる。ソニーとWSAは、両社のもつ技術やノウハウを結集し、新たな業界スタンダードとなる商品・ソリューションを生み出すことを目指す。
現在、補聴器の第1弾製品を開発中で、米国内でソニーブランドで展開予定。
発売時期や価格は未定だが、ソニーが持つ音響技術や小型化技術、商品販売・サービス体制と、WSAが補聴器メーカーとして培ってきた聴覚の技術・ノウハウを融合し、一人ひとりの聴覚のレベルやライフスタイルに沿いパーソナライズした機能や装着性能を進化させた補聴器やサービスを展開する。ソニーでは特に「音質」と「パーソナライズ」の強みを生かしていく方針。
なお、日本における展開は未定。