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JBL、新最上位ゲーミングヘッドセット「Quantum 910 Wireless」

Quantum 910 Wireless

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドなどの新製品をメディア向けに紹介する展示会「HARMAN ExPLORE TOKYO 2022」を開催。その中で、発表前の新製品としてゲーミングヘッドセット「Quantum 910 Wireless」や完全ワイヤレスイヤフォン「WAVE BUDS」などを参考展示した。

Quantum 910 Wireless

Quantum 910 Wirelessは、ゲーミングヘッドセットシリーズの最上位の最新機種として展開予定で、価格は未定。現行の最上位機種であるQuantum ONEは併売となるほか、性能面では910 Wirelessの方が上位となるが、ONEの後継機種ではないとのこと。

接続形式はUSBドングルによる2.4GHzのワイヤレス接続とBluetooth、オーディオケーブルによるアナログ接続の3つに対応。今回、USBによる有線接続が使用できなくなり、本体のUSB-C端子は充電用となっている。

電源やオーディオケーブル端子、USB-Cなどは底面に

専用ソフト「QuantumENGINE」に対応し、本体の各種設定なども行なえる。ヘッドトラッキング機能も備え、2.4GHz接続時に利用できる。

アナログ接続時は本体バッテリーが切れている状態でも使用できるが、バッテリーが残っている場合はハウジングを光らせたり、ノイズキャンセイリングなどが使用可能になる。

ヘッドセット本体にミキサー機能を備え、メイン音声とチャット音声の音量を別々に調整できる。それぞれのダイヤルは右ハウジングに装備している。

この2つのダイヤルがそれぞれメイン音声とチャット音声の音量ダイヤルになっている

マイク部は上げた状態にすることで自動でマイクミュートになる仕様。取り外しは不可となっている。このほか、本体のボタンを押すことでもマイクミュートへ切り替えられる。

マイクを下ろした状態
マイクを上げた状態。この状態でマイクミュートになる
Quantum 910 Wireless

フタがないTWS「Wave Buds」やエコ素材使用の「GO3」

Wave Buds

充電ケースにフタがないのが特徴の完全ワイヤレスイヤフォン「Wave 100TWS」の後継機となる「Wave Buds」も展示。現行機では物理ボタンを採用しているが、Wave Budsではタッチセンサーに変更したことで、本体を小型化。

左の白いイヤフォンがWave Buds

アプリ連携と外音取り込み機能に対応(ノイズキャンセリングは非対応)。連続再生時間も延びたという。フタがないことからも要望として多かったという充電ケースの防水にも対応したが、IPX2相当とのこと。

「GO3 ECO」は、本体外装部分とパッケージに再生素材を使用。性能面では「GO3」と同一となっている。本体側面や底部には再生プラスチックを使用しており、本体を覆う布地の部分も全て再生ファブリックを使用しているという。

GO3 ECO