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iFi、ヘッドフォンもパワフルに鳴らすスティック型USB DAC「GO link」

「GO link」

トップウイングサイバーサウンドグループは、iFi audioのスティック型USB DAC「GO link」を12月19日に発売する。価格は12,100円。

USB-Cで接続できるケーブル一体型のスティック型USB DAC。ヘッドフォンジャックを備えていない端末でも有線ヘッドフォン/イヤフォンが接続できるようになるほか、ヘッドフォンジャックを持っている端末の場合は、音質を向上できるとしている。出力側は3.5mmステレオミニ。USB-AおよびLightning端子への変換アダプタも付属する。

最大384kHz/32bitまでのPCMとDSD256の再生に対応。MQAはレンダラー対応。本体にLEDを備え、入力されたオーディオフォーマット(PCM、DSD、MQA)とPCM/DSDのサンプリングレートを表示する。

DACチップはESS TechnologyのSabre HiFiシリーズES9219MQ/Qを採用。このDACチップとQuad DAC+、Time Domain Jitter Eliminator技術、さらにiFi独自のクロック回路と特別な水晶発振器によるの組み合わせにより、超低歪みと透明度、ダイナミックレンジを実現したとする。

また、DACチップの仕様を最大限に活用し、DRE(Dynamic Range Enhancement)によるアナログゲインの調整、THD(Total Harmonic Distortion)とクロストークを最小化する機能の最適化などを実装。ファームウェアをダウンロードすることでデジタルフィルターを選択して好みに応じた音作りも行なえる。

ヘッドフォンアンプは、32Ωで70mW/1.5V、より高いインピーダンスのヘッドフォンでは2Vの出力を実現。ヘッドフォン/イヤフォンを駆動するのに十分なパワーでありながら、GO linkを接続する端末のバッテリーの消耗を最小限に抑えるという。また出力側からプリアンプ/プリメインアンプ、パワードスピーカーへの出力も可能としている。

周波数特性は10Hz~80kHz(-0.5dB)。消費電力は無信号時0.2W以下、最大1W以下。外形寸法は135×12.6×7.6mm(ケーブル含む)。重量は11g。