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AIRPULSE、フィル・ジョーンズ設計のアクティブモニタースピーカー

「SM 200」

ユキムは、AIRPULSEブランドより、フィル・ジョーンズ氏が設計したニアフィールド用のアクティブモニタースピーカー「SM 200」を、2月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はペアで242,000円前後。カラーはマット・ブラック。

「優れたダイナミクス、広い指向性、卓越したアコースティック特性、使いやすいサイズ、比類なきコスト・パフォーマンス」を持ち、音楽、映像、放送制作などの小さなコントロールルームでの使用に最適というアクティブスピーカー。

ホーン搭載型リボンツイーターと、ロングストローク設計の13.5cm径アルミコーンウーファーで構成された2Way仕様。Dクラスアンプによる15W/65Wのバイアンプドライブにより、45Hz~45kHzまでのワイドバンド再生ができる。最大音圧レベルは104dB。クロスオーバー周波数は2.5kHz。

バスレフ型キャビネットを採用しており、部屋のどこにでも設置可能。内部にはDSP制御のドライバークロスオーバーとイコライザーが組み込まれ、リアパネルにはXLRバランス、RCAアンバランス、6.3mm TRSバランス入力を備える。

高域(4.5kHz以上)と低域(250Hz以下)を±3dBの範囲で調整可能なSHELFフィルターも用意。例えば壁から40cm以内にスピーカーを設置しなければならない場合に低域のバランスを取るために-1dBから-3dBの調整を加えたり、吸音性が高い部屋で高域が減衰する場合に+1dBから+3dB増幅することで高域のディティールを復元することができる。

ハイパスフィルターの開始周波数(20Hz~100kHz)とスロープ・カーブ(6/12/18/24dB)の調整も可能で、部屋の大きさ、エンジニアのニーズにあわせて、再生環境をマッチさせることができる。「この機能は多くのサブ・ウーファーとのシームレスな結合のために使用される」とのこと。

出力レベルはL/Rそれぞれのリアパネルにデジタル表示され、-70dB~+6dBの範囲で調整可能。ミキサーやプリアンプで音量調整を行なう際は、出力レベルは通常0dBに設定される。

外形寸法は185×318×319mm(幅×奥行き×高さ)、重さは8.4kg。リモコン、電源ケーブルが付属する。