ニュース

ADV.、スタジアムドライバ搭載イヤフォン「Turbo」、小型DAC「Intercooler」

イヤフォン「Turbo」と、ポータブルDAC「Intercooler」

ADV. Japanは、新規開発のスタジアムドライバーを搭載したイヤフォン「Turbo(ターボ)」と、ポータブルDAC「Intercooler(インタークーラー)」を3月10日に発売する。価格はTurboが219,780円、Intercoolerが44,550円。

Turbo

Turbo

スタジアムドライバーと、2つのバランスドアーマチュアドライバー(BA)を搭載したイヤフォン。

スタジアムドライバーは“スタジアムのランニングトラック”のような楕円形をしているのが特徴で、「ドライバーサイズは小さくでき、帯域は通常よりも大きなエアーフローを得られ幅広い帯域に対応する」というもの。

茶色のパーツがスタジアムドライバー

ハウジングは3Dプリンターで作られたステンレス製で、「車のターボチャージャーをイメージとした」という形状。「ターボチャージャーのような熱いパッションのあるサウンドを届けたいコンセプトを表現した」という。

感度は103db(±3dB @1kHz)、周波数帯域は10Hz~40kHz。シルバーコーティング銅のケーブルは1.5m。MMCXで着脱が可能。プラグは2.5mmバランスで、アダプターにより4.4mmバランス/3.5mmバランス/3.5mmアンバランスに対応できる。医療用品質のイヤーピースが付属する。

Intercoolerと接続したところ

Intercooler

Intercooler

Turbo用に開発されたというDACで、PCMは768kHz/32bit、DSD 512まで対応。DACチップは「ES9038Q2M」を搭載。デュアル構成の「RT6863」アンプを搭載し、「ロスレスソースからの自然で綺麗な音を出力する」という。

入力はUSB-Cで、USBバスパワー動作。イヤフォン出力は4.4mmバランス、3.5mmアンバランスを備える。出力はバランス接続で200mW@32Ω、アンバランスで100mW@32Ω。アルミニウムの頑丈な筐体を採用し、排熱効果も期待できるという。

Intercoolerの内部基板