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インナーイヤーで平面駆動型「結」披露、月のようなイヤフォンも
2023年2月11日 17:17
キャンプファイヤーで先行予約販売を実施している、平面駆動型ドライバーを搭載したインナーイヤー型イヤフォン「結(ゆい/IA-PL1-YUI)」が、2月11日に中野サンプラザで開催された「ノムケンLab! #オトモノイヤホン試聴会」の中で披露。同日同じビル内で「冬のヘッドフォン祭mini2023」も開催されていた。
結は、オーディオ評論家の野村ケンジ氏と、ユーザーと一緒に音にこだわったものづくりに挑戦していくコミュニティ「#オトモノ」を運営するベタベタが手掛けたイヤフォン。
カナル型のイヤフォンが苦手な人のために、インナーイヤー型で、平面駆動型のドライバーを搭載しているのが特徴。繊細な描写が可能だが、作るのが難しく高価なドライバーでもあるが、平面駆動型ドライバーを生産している中国工場の協力により、「インナーイヤー型というニッチな形状のイヤホンでも100個から生産が可能になった」という。
一般販売予定価格は21,780円で、クラファン特別価格が20,900円。既に目標の100個は達成しており、現在はストレッチゴール200個が目標となっている。
会場では、開発中のイヤフォン「Initial A 月 -moon-」も披露。平面駆動ドライバーとBAを搭載したハイブリッド型で、チタンのハウジングと月のような丸い筐体デザインが特徴。
他にも、ゲーミングイヤフォンや、今後クラウドファンディングも計画されている“枕の下に設置して寝ながら音楽を楽しめるスピーカー”なども体験できた。
さらに、NY発のオーディオブランドADV.から、今後登場予定のイヤホン「Turbo」(予定販売価格219,780円)や、ポータブルDACアンプ「INTERCOOLER」も参考出品。
Turboのユニット構成は、ダイナミック型×1、BA×2で、インピーダンスは6Ω、感度は107dB。INTERCOOLERは、768kHz/32bitまでの音楽データに対応し、USB-Cでスマートフォンなどと接続。イヤフォン出力は3.5mmと4.4mmを備えている。
他にも、ケースも含めて超コンパクトなTWSなども今後予定の商品として参考展示している。