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「ジョン・ウィック:コンセクエンス」9月公開。シリーズ第4弾

「ジョン・ウィック:コンセクエンス」ティザービジュアル
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キアヌ・リーブス主演の人気シリーズ第4弾「ジョン・ウィック:コンセクエンス」(原題:JOHN WICK:CHAPTER4)が、9月に日本公開される。あわせて、主人公のジョン・ウィックが眼光鋭くこちらを見据えるティザービジュアルも公開された。配給はポニーキャニオン。

2015年に第1作目「ジョン・ウィック」が公開されて以降、'17年に「ジョン・ウィック:チャプター2」、'19年に「ジョン・ウィック:パラベラム」と、公開されるごとに前作の全世界興行収入を倍々近くに更新し続けてきた人気シリーズ。それに伴い、製作費もシリーズを追うごとにスケールアップしながら、戦いの舞台は全世界に広がり、出演キャストも大幅にアップデートされてきた。

裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。地下に身を潜めながら、全てを牛耳る組織・主席連合から自由になるために立ち上がった。

組織内での勢力拡大を狙う若き高官、グラモン侯爵は、これまで聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破、ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケインを強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。そんな中、日本の友人、シマヅの協力を求めてジョンが大阪のコンチネンタルホテルに現れた……。

シリーズ最高の興行成績を記録した前作から3年を経て公開される最新作には、切れ味鋭いアクションを追求するキアヌに加え、ジョンを追い詰める盲目の達人ケインにドニー・イェン、日本の旧友シマヅに真田広之と、各国のリアルアクションのレジェンドが集結。舞台もパリ、ベルリン、ニューヨーク、そして大阪とスケールアップする。

前作から引き続き、ジョンの理解者であるコンチネンタルホテルの支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)、コンシェルジュ:シャロン(ランス・レディック)、そして地下組織の王バワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)も出演。ジョンと共に主席連合との戦いに身を投じる。

主席連合の高官グラモン侯爵には「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」でペニー・ワイズ役を演じたビル・スカルスガルドを起用。また、真田扮するシマヅの娘、アキラ役でロンドンを拠点に活躍する日本人アーティスト、リナ・サワヤマが出演する。

公開されたティザービジュアルは、ジョン・ウィックのクローズアップ。前作のラストで死を偽装し、主席連合の前から姿をくらましたジョン。自由を手に入れるべく、再び死闘へ身を投じて行く男の決意が現れたかのような眼光鋭い表情で描かれている。

しかし、その胸元に締められているのはネクタイではなく砂時計。ジョンにタイムリミットが迫る何かが待ち受けていることを示唆するような描写となっている。砂時計の中で流れ落ちているのも砂ではなく、弾丸となっている。

監督は第一作から引き続きチャド・スタエルスキが続投。“報い”や“結果”を意味する副題の「コンセクエンス」について、チャド監督は「重要なテーマなんだ。二つの悪い選択肢のどちらを選ぶのか。それはそのキャラクターを定義する。結果は時に本人、更に他人に影響を与える」と語る。

「今回ジョンは、それを受け入れることを学ぶ。必ずしも自分だけへの影響とは限らず、自分の愛する人がその影響を被る可能性が生じるということをね」

キアヌも「友情や親子愛、それに対するルールの中で自分はどの様な人間で、どの選択をするのか? その報いを受け入れる事が描かれている。だからこの『コンセクエンス』というセリフが劇中に何度も登場するんだ」とコメント。彼らの思い入れの強い、作品にとって重要なワードを副題に据えたシリーズ最新作で、誰が“報い”を受けるのか。