「ジョン・ウィック:コンセクエンス」舞台挨拶。キアヌ伝言「みんな愛してる」

チャド・スタエルスキ監督

キアヌ・リーブス主演の人気シリーズ第4弾「ジョン・ウィック：コンセクエンス」の公開を控え、13日に開催された舞台挨拶プレミアのレポートが到着した。チャド・スタエルスキ監督の他、俳優の藤岡弘、柔道女子52㎏級東京2020オリンピック金メダリストの阿部詩選手が参加した。

チャド監督が日本に来るのは4年ぶり。主演のキアヌ・リーブスについて聞かれると、キアヌから「みんな愛している。そして幸運を祈っている」という伝言を受け取ったと報告した。

さらに「今回のために彼は1年かけてトレーニングをし、ヌンチャクを学び、そしてドライビングテクニックを鍛えるために5か月も特訓を重ねた。この映画が素晴らしいのは、すべてキアヌの努力と練習のお陰だね」とリスペクトしていた。

チャド・スタエルスキ監督

また、今回念願の日本ロケが実現したことについて「キアヌと僕は日本の漫画、アニメ、黒澤明監督、『座頭市』などに影響を受けている。今回は幸運かつお金もあったので日本での念願の撮影が叶ったわけだね」と喜びを口にした。

花束ゲストとして『ジョン・ウィック』シリーズを全作見ているほどの大ファンという藤岡と阿部がステージに登壇。藤岡は「今回は特に素晴らしい。アクションはプロ対プロのリアルなアクションが随所にちりばめられており、息をつかせぬ速い展開がある。銃の扱い、カーアクション、日本の刀剣や武道や総合格闘技、そのすべての扱いが素晴らしい」と興奮して話す。

今作について興奮気味に話す藤岡弘

阿部も「すべてのアクションが魅力的。柔道も入っていたりして迫力があって瞬きが出来ない。ジョン・ウィックは強い人で私も憧れています。大好きな作品の監督にお会いできて嬉しい」と喜んだ。

喜びを露にする阿部詩

最後にチャド監督は、劇場公開を楽しみにしている日本のファンに向けて「今日は客席に日本のスタントチームが来てくれている。彼らは素晴らしい仕事をして、たくさん倒れてくれた。…というか映画そろそろ観たいよね？日本の皆さんありがとう! 早く映画を観てください!」と呼び掛け、イベントを盛り上げた。

イベントは盛況で幕を下ろす

キアヌ・リーブス主演の人気シリーズ第4弾「ジョン・ウィック：コンセクエンス」は9月22日公開。