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光城精工の仮想アース「Crystal Ep」に2本セット

「Crystal EpR×2」

光城精工は、昨年10月より生産開始した仮想アース(グランドターミナル)「Crystal Ep」シリーズについて、要望が多かったという2本セットを新たに用意し、5月15日に発売する。ラインナップはRCAプラグの「Crystal EpR×2」、3.5mmステレオミニプラグの「Crystal EpT3×2」、バナナプラグの「Crystal EpB×2」、Yラグ(M4~M8)の「Crystal EpY×2」で、いずれも価格は43,200円(税別)。予約は4月26日から受け付ける。

Crystal Epシリーズは、同社が培ってきた仮想アースの知見とノウハウを駆使し「独創的かつ画期的な手法で導体表面積を増大することに成功した」というコンパクトな仮想アース。昨年10月の生産販売開始より、半年を待たずに、売数量が7,000本を達成しているとのこと。

「Crystal EpB×2」

市場からの要望が多かったという各2個でひとつのパッケージングにしたことで、タンデム接続や増設を検討しているユーザー、左右のスピーカーそれぞれに使用を検討している人にも最適という。

内部には特殊専用コンデンサが充填されており、GNDプレーン(導体表面積)が拡大・増強されている。その内部導体には帯状に加工された高純度アルミニウム箔を採用。見かけ上の表面積はわずか100cm2(10×10cm)だが、導体表面の特殊エッチング処理により、海綿質構造に似た空洞が無数に形成されているという。そして、この空洞が導体表面積の拡大をもたらしており、Crystal Epの内部には11,000cm2(110×100cm)の有効面積が確保されている。

その効果としては、「細かく小さい繊細な音までが聴こえるようになるのは勿論のこと、静粛感漂う中での音の伸びと響き消えゆく様がとても見事です。音場における左右の広がり、高さ、奥行きは増し、それでいてボーカル等のセンター定位はしっかりしています」としている。

「Crystal EpT3×2」

本体はプラグ・本体・キャップの3ピース構成で、それぞれM5サイズのメス・オスネジが切られているため、取り外して他のプラグと交換が可能。さらに、プラグと本体の間にアースケーブル(他社製品含む)を挟み込むことで、他の仮想アース製品とリンク接続することもできる。

さらに、同じCrystal Epシリーズ2本を連結することも可能。これにより表面積が倍の22,000cm2(220×100cm)まで拡大できる。

プラグは真鍮/金メッキで、本体・キャップは真鍮/Niメッキ。外形寸法と重さは以下のとおり。

  • Crystal EpR×2 12×56.4mm(直径×長さ) 26.0g/本
  • Crystal EpT3×2 12×57.5mm(同上) 25.0g/本
  • Crystal EpB×2 12×57.0mm(同上) 27.0g/本
  • Crystal EpY×2 12×63.5mm(同上) 27.0g/本
「Crystal EpY×2」