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SwitchやPS5を120型相当の大画面プレイ、スマートグラス「VITURE One」

VITURE One装着イメージ

VITUREは、ゲーム機との連携機能を備え、ファッション性も高めたというスマートグラス「VITURE One(ヴィチュアー・ワン)」の先行予約販売プロジェクトを、25日からMakuakeで開始した。予約期間は2023年7月23日午後18時までで、製品が届くのは2023年9月末頃の予定。スマートグラス単品の一般販売価格は74,880円の予定だが、数量限定で27% OFFなどのプランを用意。モバイルドック付きモデルの一般販売予定価格は96,880円、ネックバンド付きモデルは同102,280円、両方セットにしたモデルは123,880円の予定で、それぞれに数量限定割引プランを用意する。

ゲームや映像を、どこでも大画面・高画質・高音質で楽しめるというXR型スマートグラス。大容量バッテリーを内蔵したモバイルドックを用意。例えば、Nintendo SwitchのUSB-Cを介したDisplayPort出力をドックに入力し、ドックとスマートグラスをUSB接続すると、Switchの画面をVITURE Oneで見ながらゲームができる。

ドックから2台のスマートグラスに映像を出力する事も可能で、Nintendo Switchでは、2人での協力・対戦プレイも楽しめる。

Nintendo Switchの上に置いてあるのがモバイルドック
スマートグラスを2台用意し、Nintendo Switchでは、2人での協力・対戦プレイも可能

HDMI端子を搭載し、Switch以外のゲーム機とも接続できるほか、ChromecastやFire TV Stickなどを接続して2人で映画を楽しむ事も可能。モバイルドックの外形寸法は90.4×162.4×16mm(幅×奥行き×高さ)、重量は361g。13,000mAhのバッテリーを搭載し、接続した機器のバッテリー駆動時間を延長できる。最長駆動時間はNintendo Switchの場合6時間。Steam Deckでは3時間、HDMI接続では12時間。

端子はHDMI入力のほか、USB-C×3を用意。USB-Cの内、USB-C1はPD2.0、20W、DP Input、HDCP1.3(Display Port対応)対応。USB-C2とC3は、スマートグラス接続用(2台分)。

さらに、Androidベースの独自OSを搭載したネックバンドも用意。リモートプレイアプリを使うことで、自宅に置いてあるPS5やPCゲームのリモートプレイが可能。外出先でVITURE Oneを使ってゲームができる。ゲームパッドやキーボードのBluetooth接続もサポートする。

ゲームだけでなく、Netflixなどの動画ストリーミングサービスのアプリも使用可能。ネックバンドはワイヤレス受信にも対応しており、ワイヤレスでiPhoneの画面をスマートグラスに表示できるという。

PlayStation 5やPCゲームのリモートプレイを可能にするネックバンドも用意

ネックバンドは123.5×158.9×46.8mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は188g。2GBメモリーを搭載し、ストレージは128GB。Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0に対応。バッテリーは3,280mAh/3.85V。ネックバンド用の充電ケース(7,860mAh)も別売で用意する。

スマートグラスには、フルHD解像度の有機ELを搭載。「人間の目(の解像度)に近い」と言われるPPD(=角度あたりの画素密度)は55。「仮想スクリーンなのに、まるで目の前に本当にあるかのような鮮やかな大画面で、映画、アニメ、Youtube動画などの映像(2D/3D)がお楽しみいただける」という。120インチ相当の大画面が体験でき、リフレッシュレートは60Hz、輝度は1,800nits。重さは78g。グラス透過率は5%と40%の切り替え式。

ハーマンインターナショナルと共同開発した空間オーディオシステムを搭載。音漏れを最小限に抑えながら、耳穴を塞ぐことなく臨場感あふれる音の空間を再現できるとする。

GoogleやNikeの製品デザインを手掛ける世界的デザイン会社のLAYERと共同設計しており、「革新的な技術性とファッション主導のデザイン性を掛け合わせた」という。