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渋谷TOEI跡地に新映画館。35mmフィルム上映に対応

東急文化村は、昨年12月に閉館した映画館「渋谷TOEI」の跡地に、新しい映画館「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」を、6月16日にオープンした。4Kでの上映に加え、近年需要が高まっている35mmフィルムの上映にも対応する。

所在地は東京都渋谷区渋谷1-24-12 渋谷東映プラザ7階・9階。7階が268席、9階が187席のゆとりあるキャパシティで、7階のスクリーンが35mmフィルム、4K上映に対応する。シアター内の内装・意匠にはあえて手を加えず、「レトロな魅力を纏った非日常を味わえる空間が、お客様をお迎えする」という。チケットカウンターは1階。

「ミニシアターの街・渋谷で30余年培ってきたBunkamuraカラーを携えながら、渋谷駅前・宮下エリアならではの刺激的なエネルギーを吸収し、これからの未来にひらかれた映画館を目指す」とのこと。

ロビーの内装は中山英之建築設計事務所が担当。「影色」をテーマに、床から壁面、ソファーやテーブルまでを覆う「影色」の内装を施し、シアター内部とは異なる空間設計としている。

ブックストアコーナー
ドゥ マゴ パリ プチカフェ

「LIBRAIRIE」コーナーには、アートショップNADiffがキュレーションしたブックストアコーナーも併設。さらにBunkamuraの休館に伴い一旦営業を終了した「ドゥ マゴ パリ」が、各階ロビーに小さなスタンドカフェ「ドゥ マゴ パリ プチカフェ」としてオープンする。

そのほか、渋谷ヒカリエ8階にはギャラリー「Bunkamura Gallery 8/」もオープンした。