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米Immersed、片目4K解像度のHMD「VISOR」

「VISOR」

ヘッドマウントディスプレイ(HMD)向けのリモートデスクトップアプリを提供している米Immersedは現地時間8月3日、片目あたり4K解像度のマイクロOLEDを採用したHMD「VISOR」を発表した。2024年発売予定で、価格は年内に発表する。

リモートデスクトップアプリ「Immersed」に特化したHMDで、同社がIT大手(非公開)と協力で開発。ゲームやエンターテインメント向けのAR/VRヘッドセットではなく、プロフェッショナル向け、特に業務利用に焦点を当てて最適化しているという。

片目あたり約4K解像度のマイクロOLEDディスプレイを搭載。視野角は100度でAR/VR上に5つ以上の仮想ディスプレイを表示できる。HMDには6DoFのトラッキングセンサーも内蔵する。カラーパススルーも利用でき、「現在市場で利用できるものより高解像度」だという。

VISORは無線/有線の両方で利用可能。有線接続時はより高いパフォーマンスを発揮する。なお眼鏡とは併用できず、視力補正用には別途、磁石で装着できるレンズをオーダーする必要がある。

HMDはスマートフォンより25%軽量で、1日中使える快適性を確保するという。筐体はバイザー型で耳にかけるツルを備えるほか、バックストラップも付属。